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ibaraki_nakai
レゴとパズルの1ピース | ラジオ日記『今朝の三枚おろし』
今週の「今朝の三枚おろし」にて、武田鉄矢さんが西洋と日本では個人の概念が違う、というのを皮膚の感覚から語っていた。
このトピックはドイツで暮らしている私としては興味深々で聴き入ってしまった。
武田鉄矢さんが、この違いをこんな風に面白く説明していた。
日本人は集団の中に個人を挟み込み、集団全体を通して自分を知る。
西洋において、個人というのは個人であるに過ぎない。全体との関係性は関係ない。
これを私なりに例えますと、西洋はレゴブロック。組み合わせによってロボットだったり恐竜になったりする。
日本人は何か。ジグソーパズルのピースのようだと思う。
レゴは一個ごとに黄色だったり緑だったり、また形も違ってそれぞれが個人といえる。でも日本人をジグソーパズルのワンピースに例えると、全体のピースがあって、その一マスにはまり込む個人。
よって日本人が自分は一体何者かを考える時、全体の中のどこの部分かということを考えるわけ。
なるほど、レゴとジグソーパズルかあ。なかなか面白い例えだなあと思うし、ジグソーパズルのピースをどこかな、どこかなと考えながら思考する様やピッタリハマった瞬間の感動などの描写も含めると、確かになあと頷いてしまう。
この個の感覚の違いは私がドイツで暮らすようになって最も大事な気づきだと思っている。
今回のラジオを聴いて、西洋の個の感覚やチームワークをレゴのように捉えると、ますます理解が深まるのでは、と個人的な発見を得ることが出来た。
ただ、ドイツではレゴに負けず劣らず高い人気を誇るドイツ発祥のクリエイティブ系玩具であるプレイモービルがあることを忘れてはならない。
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