見出し画像

3歳の娘が隠れ弱視だった話 3.インターネットで情報を探す

こんにちは。近藤ろいです。

今4歳の上の娘は弱視治療をしています。
「遠視性不同視弱視」といいます。
左目が強い遠視であまり見えておらず、治療をしなければ将来眼鏡をかけても視力が出ないかもしれない状態です。

普通の3歳児健診で発見されました。

見つかった時~治療が始まるまで の話題をお送りしています。

前回、健診で屈折異常、要精密検査となり、呆然としながら帰宅した続きです。


衝撃の3歳児健診結果。
「屈折検査で異常ありとな?」

もちろん夫にメールです。

夫が会社から帰ってきた後も、夫婦で「屈折検査で異常とな?」と首を傾げました。
つまりどういうこと?

ネットで情報を探すと、どうも視力に左右差があり、どちらかが見えていない状態が疑われるらしい。

本当にうちの子が?という思いでした。
引っかかったけど、大丈夫だったという記事ばかりを探しては読みます。

でも子どもが寝付き、ショックが落ち着くと、私は陽性的中率の統計結果を探してみました。

国全体のとりまとめではないですが、

『あいちの母子保健ニュース 平成30年3月9日発行 第44号』
p14の(2)後半から引用
「異常の疑いあり 46名中、27名が精密検査を受診。
精密検査の結果の内訳は、要観察 15 名、要医療 10 名、異常なし2 名であり、陽性的中率 92.6%」



92.6%!

判断基準があいまいな発達検査とは異なり、機械で客観的に評価した結果です。
夫はまだ「なにかの間違いじゃないかなあ」と言っていましたが、この数値を伝えて覚悟を決めました。

治療用眼鏡をかけることになるらしい。
長い年月。
アイパッチもするかもしれない。
治療の成功率は50%。高いのか低いのかわからない。
本人は眼鏡を嫌がらないかな。
どうしてやればいいのかな。
見つかってよかった。
母親なのに、気づいてあげられなかったなあ。

眠れぬ夜を過ごす母でした。