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布アイパッチのぎょうれつ1〜プリキュアモチーフ



こんにちは、近藤ろいです。
新年あけましておめでとうございます。

わが娘は8日間の保育園お休みでしたが、
皆様のところは穏やかにお過ごしでしたでしょうか?
我が家については、お察しください。

さて、いつもの口上です。
今、4歳になる上の娘は弱視治療をしています。
「遠視性不同視弱視」といいます。左目が強い遠視であまり見えておらず、治療をしなければ将来眼鏡をかけても視力が出ないかもしれない状態です。

普通の3歳児健診で発見されました。
治療開始後3ヶ月目の、令和5年夏からは健眼を遮蔽する「アイパッチ療法」にも取り組んでいます。

1日3時間前後。
これが上の子は嫌がり、大変で、母親である私は毎日へとへとです。
このサイトを立ち上げたきっかけでもあります。


そこで今日からはアイパッチ関係の話題をお送りできればと思います。
新年一回目は「デコアイパッチ名鑑」

私のサイトでは「裁縫初心者でも1時間くらいで作れる布アイパッチ おさかなアイパッチ」の型紙を公開しています。

これは眼鏡押さえの部分が、市販のものと異なりフェルトですので、
耐久性はイマイチなのですが、同じフェルトでデコりまくれるという利点があります。

娘のモチベーションが下がるたびに1つ作り、
大体1ヶ月に1度のペースで新作を投入する運びです。

せっかくなので、今回はそんな我が家のデコアイパッチのご紹介ができればと思います。
だいたい作った順に紹介します。
明日はデコアイパッチの作り方解説です。

ということで、最初に作ったのは…

1.キュアプリズムモチーフ

「ひろがるスカイ!プリキュア」という、令和4年2月~令和5年1月まで放映されたプリキュアシリーズのピンク枠のデザインです。

娘にとっては初めての"プリキュア"であったため、 ドはまりしています。
最初に作るならこれやな! と思い、苦労して作りました。

水色のフェルトを水玉模様のように切るのと、それをきれいに接着するのが難しかったです。

娘の反応は…
「あれっ、スカイはないの?」

ええっ、そっち!?
嬉しくはあったようです。が、まずはツッコミかあ…。
4歳児らしい素直な反応でした。


ということで、次に作った(作らざるを得なくなった)のは、

2.キュアスカイモチーフ

この時既に「これは…全員分作ることになるのでは」と覚悟を決め、
100円ショップでフェルトとそれらしいハギレを買い込んだ記憶があります。

2番手はキュアスカイモチーフ。

これも作りにくかった気がします…ハートが小さい!
フェルトって切りにくいの!
白のくるくるを切るのが大変なの!

それでも喜んでくれて、これでやっとデコアイパッチのうま味が娘本人にも伝わったようでした。


3.キュアバタフライモチーフ

ということで3ヶ月目はキュアバタフライです。
"ちょうちょのついている帽子"なのですが、
つばのヒラヒラが立体なんですね。

「立体やと…!?」

本当にギャザーを寄せて立体感を出したらいいのか?とか思いますが、
方法がわかりません。

何しろこちとら「玉留め」すらちょっと怪しい裁縫初心者。
私は生地を眺めたり買ったりするのは好きだけど、
作るのは苦手なの…。

仕方がなく立体感無視で、色だけ合わせて適当にフェルトを張り付けました。
こういう細かいパーツは「裁ほう上手」で貼ったうえで、
縫い付けています。

時間がかかるの何の。

あと、キュアバタフライはショッキングピンクがベースなのですか、
なんか細かいモチーフの中にも、その他いろいろなピンクが使われていて、
合うフェルトを探すのに苦労した記憶が蘇りました。

赤いフェルトの部分はリボンです。
これが一番再現度は低いと思うのですが、
4歳児相手だったので「なんとなくそれっぽい」だけで、
OKを頂いたのもよい思い出です。

4.キュアマジェスティモチーフ

キュアバタフライですっかり気力を削がれ、
娘の催促をなんやかんやかわしていたら、
何と!!

5人目のプリキュアが増えたやないか!!

この時の絶望を皆様おわかりいただけますでしょうか。

ということで観念して作ったのがキュアマジェスティです。
これも白モチーフを切り抜くのが大変でした。

4個目になると、娘も作ってもらえることに慣れてきて、
「このビーズを縫い付けてほしい」など指定が入るようになりました。

まあそれで、「アイパッチつけない!」が減るならお安いものです。

と思っていたら、位置が悪かったようで、このアイパッチをすると眼鏡自体が少しずれてしまうようです。
重いんでしょうね。

親としてはヒヤヒヤしながら着けさせる運びになりました。


5.キュアウイングモチーフ

これは次の「ねこさん」の後に作ったような気がします。

プリキュアシリーズは全員、特徴が出ているので髪飾りを写し取ってデコアイパッチにしているのですが、
キュアウイングのみ「帽子。以上。」だったので、
チョーカーも着けてみました。

モチーフは型紙の書き起こしから切り抜き、接着まで、
だいたい1つ1時間ちょっとはかかります。

なのでモチーフが2個になると2倍時間がかかるんですね。
しかもチョーカーのパーツが細かい細かい。

デコアイパッチの苦心するところは、技術不足のため色々ありますが、
何より自分の面倒くさがる心と戦うところが一番大変です。

でもまあ、作ってよかったです。
娘も喜びましたし、何より「もうこれ以上、プリキュアシリーズなるものを作らなくていいんだ」という安心感がすごかったです。


プリキュアシリーズは作って良かったです。
アイパッチを着けてね、と促す時も、夫婦で
「今日は何に変身するの?」という尋ね方ができるので。



5人揃ってレディゴー!

ところでこの記事を書いている時点で令和5年1月初旬なのですが、
2月から新しいシリーズが始まったら、またアイパッチ工場の稼働を命じられるのかなあ。


長くなったので、2つに分けます。
次はプリキュア以外のモチーフです。