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作家の暮らし②-1 インタビュー:菓子店ninni(ニンニ)オーナー 塚越奈津希さん

こんにちは、メイマル主催のMyu2.(みゆつー)です。

仕事や家事育児に追われてほっと一息つきたいとき、甘いものを食べたくなりませんか?そんなお疲れのあなたに、疲れてなくてもお菓子好きさんにご紹介したい方がいます。今日はその方のインタビューです。

インタビューの前に、メイマルに新しい仲間が加わりました!インタビュー記事を担当してくれるライターさんです。お見知りおきを☆

インタビューの前にライターの自己紹介をさせていただきますね。
以下ライターより

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はじめまして。

メイマルライターのマリコと申します。
Myu2.さんとは学生時代にはじめて出会って、
かれこれ約15年ものお付き合いになります!

普段、私は雑誌や書籍の編集・ライターをしています。

Myu2.さんが日々、ハンドメイド作家として
またメイマルなどイベントの運営側として活躍する姿を見ていて、
私も「何か、お手伝いしたい!」という気持ちが沸き上がり、
メイマルのライターになりました。

私自身は不器用でハンドメイドの才能はありませんが…
文章を通して、モノづくりを愛する人たちの力になれれば幸いです。

今後も、たまに登場させていただきますが、
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

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素敵な自己紹介をありがとう!
「作家の暮らし」というインタビューコーナーのタイトルですが、今回は作家を卒業して現在は一経営者として菓子店ninniを経営されている塚越さんにお話しを伺っています。

早速、インタビューをどうぞ!


ninni(ニンニ)

神奈川県横浜市都筑区にある、北欧仕立ての菓子店「ninni(ニンニ)」。

“オーダーメイドができる菓子店”として、オリジナルオーダーのアイシングクッキーや焼き菓子、ケーキなどには定評があり、近所に住む個人のお客様はもちろん、広告関連やアパレル関連などの企業とのコラボレーションやワークショップでも人気を歩めています。

今回は、そんな「ninni」を切り盛りし、
菓子店のオーナーとして活躍する塚越奈津希さんのお話を
全 3 回にわたってご紹介します。
第 1 回は、菓子ブランド「ninni」をスタートし、
お店をオープンするまでのお話です。
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作家の暮らし
インタビュー:塚越奈津希さん(ninniオーナー)


■菓子ブランド「ninni」いつから活動していますか?
ブランドのスタートは 2014 年。菓子作家として6年活動した後、横浜に店舗をオープンして2年になります。

■「ninni」をはじめたきっかけは?
製菓の専門学校を卒業し、以前はパティシエとして友人の店やホテル・レストランなどで働いていました。
“食×アート”となることをしたいな、と思っていたときに出会ったのがアイシングクッキー。それが私の、菓子店オープンにつながる作家活動の第一歩でした。

「表現のひとつ になる!」と感動 し、自身が作成し たアイシングク ッキーをアート 作品として SNS で 発信するように。

■前職について少し詳しく教えてください。
菓子の専門学校に入学し、パンを専攻していました。
卒業後はパン屋には勤めることはなく、カフェバイト、友人のケーキ屋の手伝い、ホテル・レストランなどのパティシエになりました。

その後は一度、お菓子の道を離れてデザイン事務所に。
しかしデスクワークで体を壊して、手に職もあったのでパティシエに戻ることに。

プブランド名は、ム ーミンの小説に登場する女の 子「ニンニ」に由来。

■ブランドのコンセプトは?
日常に根づきながらも、いつもとは少し違うものが食べられる喜び。
お菓子を届けることで、人の思い出にもっとたくさんの彩りを添えられたらと思っています。

店名のninniについては、あまり店名に想いを込め過ぎたくなくて。気合を入れ過ぎると飽きてしまったり後から恥ずかしくなってしまうので軽〜くきめたかったんです。

ローマ字にしても読める、3文字くらい、というなんとなく決めていた条件に当てはまるしニンニは元々響きがいいなと思っていて、いじめられすぎて声も姿も消えてしまったニンニがムーミンたちと過ごしていくうちに自分を取り戻していくっていうストーリーはとてもいいなと思ってきめました。

■ブランドのこだわりを教えてください。
①食材の季節性
旬の食材や、イベントを意識したものであること。
さくらやハロウィン、クリスマスなどの商品などです。
②オーダーメイド商品
ケーキやアイシングクッキーなど、
お客様の要望に合わせた商品をつくります。

■実店舗を営むことに踏み切ったきっかけは?
正直、勢いとノリな部分はありますね(笑)
コロナ以前は、ノベルティや撮影素材、ケータリングなど企業から受注する仕事が中心でした。
しかし、2020 年以降それが激減し、イベントありきではいられないとと思っていた時にちょうど、ぴったりな今の物件に出会ったんです。

外装などは、好きな映画「かもめ食堂」を参考に。爽やかな水色が素敵。

■お店を営んでよかったことは何でしょうか?
個人のお客様のお祝いや、想いに寄り添えることです。以前、あるお客様から亡くなった愛犬の似顔絵を描いたアイシングクッキーのオーダーをいただいたことがありました。そのお客様から「生き返った様で、涙が止まらなかった」と感想をいただいたこと。

絵や写真も特別なものだけど、味覚を通して味わえるお菓子だからこそ、届けられる面もあるのかなと感じます。

贈りたい人の好きなもの、ゆか りのあるもの、色々詰め込んだ オリジナルのケーキに。

■これから、お店を持ちたい人へアドバイスはありますか。
自分の経験を踏まえてお話すると、ノリだけでお店をやることはお勧めしません(笑)まずはやりたいことを言語化して、本当に自分が何をやりたいのかを見つめることが大切。

もしかしたら、お店を持たなくても実現できることかもしれないし、逆に、お店がないとできないことかもしれません。まずは、目標を明確に見つめてみてはいかがでしょうか。


■ninni(ニンニ)
神奈川県横浜市都筑区池辺町 4653 THE GUILD IKONOBE NOISE 1F
営業:毎週金~土曜日 12:00~18:00(なくなり次第閉店)
※WEB 配送やクライアントワークのため営業日変動の可能性あり

HP:https://ninni.blue/
Twitter:https://twitter.com/ninni_kamoi
Instagram:https://www.instagram.com/ninni_kamoi/?hl=ja
Base:https://ninniblue.base.shop/

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バイタリティあふれる、塚越さんのお話でした。
リアル店舗と、SNS などを活用したウェブでの展開、
どちらにも精力的に活動することで、それぞれが相乗して、
理想的なバランスを築いているように感じます。
さて、次回はさらに深掘りして、
菓子店のオーナー塚越さんのものづくりのルーツにある
幼少期のエピソードやプライベートに注目します。
どうぞ、お楽しみに!


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