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双極性障害

家に帰ってから沢山調べた
「双極性障害は」
・うつと誤診される事が多く、正しい病名に辿り着くまでに何年かかかることもある 

・治らない。治っても再発するため寛解という状態を目指す治療が行われる
(つまり一生薬を飲み続けなければならない)

・鬱が苦しく躁は楽しそうでいいと思われがちだが、周りが見えなくなるため人に迷惑をかけ信用を失う

【躁転時】
①気が大きくなりお金を沢山使い借金を抱える人もいる
②眠らなくなる
③気が高ぶり上司と喧嘩をし仕事をやめる
④③と同じように仕事以外の場で人と揉める
⑤性的に奔放になる

鬱の症状については、皆も何となく察せるかと思うので
説明は省くけど
強い躁が出れば出るほど、振り子のような原理で
その後に強い鬱がやってくる

そして何よりも大切なのは薬を飲む事
最初は少し悔しかった。たったひと時の楽しさも
躁になる可能性があるから感情を無理やり薬で抑えないといけない
私から楽しみが奪われるんだ…って思った

芸術家の人の中には双極性障害の人が多くいると言われている
確かに躁状態の時はアイデアが沢山出てくる
常識にとらわれない自由な発想は場合によっては有難いものだけど
それはある意味ギャンブルのような才能で
辻褄の合わない発想であることも多い

当時の私は鬱が強くて
先生から出された薬は気持ちをアッパーにする薬だった
確か3種類くらい飲んでいたのかな

薬を飲むとすごく眠くなったりしていたし
常にイライラするようになった
そうだな例えるなら【激情】と言う言葉がしっくりくる感じ

イライラして喧嘩をし、泣きながら幾度となく包丁を手にしていた
相手を殺すのか、自分が死ぬのか
いつか何かが起きるだろうと思っていた

でも場合によっては薬のおかげで
心が穏やかになる事もあって
その状態が本当の私だとするなら
25年生きてきた自分のどれが自分だったのか
何だか自分が何者なのかよく分からなくなっていた

頭は常にもやがかかり
怒りと、悲しみと、困惑と、不信感と
常にそういったものに包まれているようだった

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