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#NOMORE無断生成AI。何が良くて、何がダメなのか。

今まさにAIプロジェクトを進めている自分だからこそ
参加する意味があると信じています。

何が良くて、何がダメなのか。

この同盟でのアクションが、
ひとりひとり考えるきっかけになることを祈って。

#NOMORE無断生成AI #梶裕貴

おはようございます。榊正宗です。本日二つ目の記事は、無断生成についての解説です!

最近、また「#NOMORE無断生成AI」ってタグ、よく見かけるんですけど、どうも誤解している方が多いように感じます。

そもそも、AIが「無断」で何をしているのか、そこをしっかり区別できていない人がいるみたいです。たとえば、無断でデータを使って「学習」することと、生成されたコンテンツが誰かの著作権やプライバシーを侵害することを同じに考えてしまっているのは、大きな間違いだと思います。

まず、AIの「学習」と「生成」はきちんと分けて考えるべきです。学習の段階では、普通、インターネット上の公開データが使われていて、これは法的には認められているんです。

だから、「無断で盗んでいる」と言い切るのは少し感情的すぎますし、実際には問題視されていないことも多いです。もちろん、著作権には十分気をつけるべきですが、AIが単にデータを学習しているだけでは、違法とは言えません。

一方で、生成された結果が誰かのプライバシーや著作権を侵害する場合もあります。たとえば、声優さんの声を無断で模倣して使うような場合は、「パブリシティ権」や「肖像権」に関わってくるので、そこは注意が必要です。しかし、学習自体が違法というわけではありません。

また、AI生成に反対する意見の中には、AIを使う人のモラルについて批判するものもありますが、すべてのAIユーザーを一括りにするのは不公平だと思います。技術そのものに善悪があるわけではなく、問題はどう使うかにあるんです。悪用されることは批判されるべきですが、技術をうまく活用している人まで責めるのは、少し行き過ぎだと感じます。

だから、無断生成AIに反対するのであれば、まず何が「無断」なのかを正確に理解してほしいと思います。無断で学習している問題と、生成されたコンテンツの不正利用は、まったく別の問題なんです。

それを一緒にしてしまうと、冷静な議論が感情に流されてしまい、解決に向かうどころか、余計に混乱してしまうんじゃないでしょうか。

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