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【泊まれるコーワーキングラウンジ】 THE LIVELY 大阪本町

ホテルというより、シェアスペースの上階に泊まれる場所もありますと言ったほうがしっくりくるような、客室よりパブリックエリアに長く居たいと思わせられる、そんなホテル✨

THE LIVELY 大阪本町(2019年開業)

昨日の記事で、ルーカス・ビューフォートさんの絵が展示販売されているホテルとして挙げた LIVELY、コーワーキングスペースやソーシャルアパートを運営していて、ホテルというより空間のシェアが巧みな企業として注目しているグローバルエージェンツが展開しているホテルブランド。

これからのホテルには ”自分らしい滞在を可能にする充実したパブリックスペースが必須” と言うとおり、パブリックエリアが充実していて過ごしやすい✨

長居が想像以上に快適だったコーワーキングスペースのLIVERALLY。特に大阪は空間の半分ほどがゆったりしたベンチシートが占めていて、ちょっと足をあげたりできちゃうシートピッチ。ひとつひとつのテーブルも大きくて、ディナーに降りた THE LIVELY KITCHEN の机が小さく感じてしまうほど。

コーワキングスペースに比べると長居したくなる感じではないものの、ディナーのコースが3500円は秀逸コスパ。ボリュームたっぷりの6種の前菜プレートから始まって、スープにパンにメインにデザートと食後のドリンクがこの空間でこの価格。予約でほぼ満席になっていたのも納得。

いちばん狭い17平米のスタンダードダブル(トップの写真がその客室)でも、小さめながら横たわれるソファ(この形が好き!)にちょっとしたPC作業ならおまかせな可愛いテーブルがあったり、ベッドは硬め派でも柔らかめ派でも対応できちゃうサータ社のものだったり、ポイントをおさえた機能派ルーム。

シャワーブースだけどトイレはちゃんとセパレート、ベッド脇すぐに洗面台があるけどカーテンでウェットエリアを仕切れたりメリハリも完璧。

モバイルチェックインをしておけば自分でカードキーを作成できるし、チェックアウトもキーを返却BOXに投下するだけ。追加でタオルをもらうのもネットでオーダーすればドアノブにかけておいてくれて、ストレスフリーな非接触で完結✨

今回は朝食と夕食あわせて2万円ほどになる宿泊利用だったけど、コーワーキングスペースの居住性が高いから、状況に合わせて ”2000円で1日フリー" の使い方をするのも賢い選択かも。実際、日中にラウンジを利用していたのは作業をしている若い人が多くて、朝食レストランを満杯にしていた外国人客が醸し出す雰囲気と違って、時間と場所で顔ぶれが変わるのもホテルの楽しさのひとつ✨

ベンチシート席が確保できるなら、客室デイユース(麻布の LIVELY で人気だったデイユースプランはなくなっちゃいましたね😢)より快適な気がした大阪本町のラウンジ。持ち込んだ食べ物・飲み物が自由に飲食できるところも、気分転換に階下のテラスに降りたりできるのもよき。

利用客は自由にノビノビ、スタッフさんたちもどこかノビノビ。各々が自分の時間を持っていて、そんな時間を過ごすための空間としてそこにあるテラスやラウンジ。スタッフの方々もいわゆるホテルマンというのではなく「自由に使える場所を提供しているので、どうぞ」というスタンスでスタンバイしてくれている雰囲気。

泊まるだけじゃない空間の利用も提案してくれていて、こういう空間をもっと使いこなしていきたい!と思わせてくれたホテルでした✨


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています


新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨