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【グランドを冠するということ】 シェラトングランド広島

ホテルに泊まるために生きていると言っても過言ではない私は、ホテルの名前がちょっとでも変わっていると反応しちゃう。というわけで、今回はそんなホテルの話✨

シェラトングランドホテル広島(2011年開業)

ここが開業してすぐの頃、仕事で熊本に行くことがあって。本来なら熊本市内で前泊しなきゃいけないのに、どーーしてもここに泊まってみたくて、叱責される覚悟で宿泊🤣 お咎めまではなかったけど「ほんとはダメだからね〜」と軽く忠告を受け、反省した思い出が💦

そんな理由でチェックインした時間も遅かったし、翌日は朝イチで熊本へ行くから朝食も摂らず駆け足で通り過ぎたような滞在だったけど、客室に入ってすぐ引き扉があるコーナールームがとっても印象に残ってる。

必要なのかと言われれば、きっとなくてもいい引き扉。なんだけど、これのおかげでホテルの部屋がぐんとおうちっぽくなるから不思議。玄関ができる感じ?障子をイメージしてるのか、和風テイストのお部屋にマッチしていて素敵だった😍

広島駅スグの立地が便利で、その後も何度か利用したけど、35平米キングルームの印象は高級なビジネスホテル。そんな感覚でいたら、ホテル名がグランドつきに変わってる!

ちなみに、グランドを冠するホテルであるためのシェラトン基準は

立地がとりわけ魅力的であること
デザインにこだわりが感じられること
サービスと施設が共に充実していること

ブランドとしてのシェラトンを盛り上げていこう!という流れで、シェラトングランドが新設されたのは割と最近。

私は「グランドつきになってる!」なんて敏感に反応しちゃうけど、ホテルの名前がこの程度マイナーチェンジしたからといって普通は気にもとめないことかな😅

広島市内で魅力的な立地といえば、リーガロイヤルかなぁ(観光目的なら)と思うし、このホテルがグランドを冠するのはちょっと荷が重くない?客室も普通といえば普通だし。なんて思うかもしれないけど・・

いやいや!グランドを冠するだけの理由があるんです!オープン時から総支配人をされている山本さん、なんとGMオブ・ザ・イヤー2016に輝いたすごい方✨

この賞、世界中の500軒を超えるホテルからGM(総支配人)が参加しているんですよ!アジア部門とはいえ、そこでトップを取るってすごい倍率。

そんな山本さんがホテル業界に入ったきっかけのエピソードがまた素敵な話で!

子どもの頃に家族で行った帝国ホテルでお父様がドレスコードにひっかかって、レストランへの入店を断られたんですって。そこへホテルマンがやってきて、自分が着ていたジャケットを貸してくれ、そのおかげで食事ができたんだそう!

心温まる、素敵なエピソード🥺

そんな体験からホテルマンを志したという方が開業を支えた総支配人だからなのか、シェラトン広島のサービスは超一流

ホテルに一歩入った瞬間、ドアマンが駆け寄ってきて荷物を持ってレセプションまで案内してくれて。エレベーターの中でもちょっとした”最近の広島の話”をして楽しませてくれて。フロントデスクでも何を聞いても笑顔で丁寧に答えてくれる。

この総支配人あってのこのサービス。お部屋はシンプルだけど、この総支配人とサービスだからこそのグランドなんだと思ってます✨


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています

新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨