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【思い出 Wednesday】 リッツ・カールトンソウル

毎週水曜日は、過去に訪れたホテルの中から思い出に残っているものをピックアップして記事を書いてみようかな〜という、いつまで続くか分からないと言いつつもなんだかんだと続いている企画。

今回も懐かしい滞在を振り返る記事ですが、現在は営業していないホテルになります。

ザ・リッツ・カールトン ソウル(1995年開業/2016年閉館)

江南のビジネス街に唐突に建っているのが印象的だったソウルのリッツカールトン。思わず「なぜココ?」と思うような場所だけど、そこは天下のリッツの集客力で何とかなるのかな・・、なんて思っていたら結局クローズ。

かなり大規模なリノベーションを経て同じSPG系列のル メリディアンとして新装オープンするも、4年ほどで閉業。コ口ナだったこともあって、その後はホテルとしては稼働しておらず、建物の今後も気になるところ。

たいして立地を調べもせずに「リッツに泊まろう!」という企画で訪れたから、チェックインを済ませて周辺の散策をしたとき、あまりのビジネス街ぶりに戸惑ったホテル。ちょうどお昼どきで、スタイル抜群の働くコリアンたちが財布片手に歩いていて、自分もオフィス街で休憩時間を過ごしているような気に🤣

今ほどホテル宿泊の予算があるわけじゃなかった頃の宿泊で、部屋のカテゴリーなんて調べも検討もせずミニマムランクの客室を予約。だけどちゃっかり ”できればシャワーブースがある客室希望” なんて、要求だけはしっかりと。

最下位と言いつつ、さすがはリッツ。スーペリアデラックスと、一般的なホテルのハイエンド客室に使われる形容をW使い🤣 次がバルコニーデラックスで、当時のソウル市内にある高級ホテルでバルコニーつきの部屋があるのはリッツだけだったそう。その上がコーナーデラックス

これより上になるとクラブエクスペリエンスのフロアがあって、残りはスイートのみ。スイートの種類は多くて、下位からパーラープレミアエグゼクティブリッツカールトンプレジデンシャル

シャワーブースがあると嬉しいとリクエストしていたから、ご厚意で7ランクほど間をすっ飛ばしてエグゼクティブスイートに。昔ながらの開き戸がたくさんある伝統的なスイートで、嬉しいような恥ずかしいような気持ちに。

当時「リッツの従業員は一人一人が予算枠をもっていて、その範囲内なら個人の裁量でサービスをしていいのだ」なんてことが言われていて。そんな取り組みが実際になされているのか確かめたわけじゃないし、UGの真相も分からないけど、その枠を使ってくださったのかなと温かな気持ちに。

ちなみに宿泊した当時の正規料金で、予約したスーペリアデラックスが35,000円ほど。UGしてもらったスイートが58,000円で、今から考えるととても良心価格。最上級のプレジデンシャルは50万円とさすがにお高いけど、次にお高いリッツカールトンスイートに10万円ほどで泊まれていた時代(税・サは別でここに20%加算)✨

私は見たことがないけど「美しき日々」という映画?ドラマ?に有名なプロポーズシーンがあるんですか?そのシーンをここで撮影したと教えてくれたり、ここで写真を撮るといいと言ってカメラマンをしてくださったり、微妙な立地をカバーして余りあるホスピタリティを感じた思い出のホテル。

ザ・ガーデンというレストランがとっても素敵で、また行きたいと思っていたのに閉業になってしまって😭 立地を鑑みると次は地元資本とかになっちゃうのかもしれないけど、ホテルとして復活してくれるなら是非とも再訪したい!


・ホテル閉業に伴い公式サイトもクローズになったため、トップの写真は予約代行サイトのものを利用しました

新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨