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【京に浸れるホテル⁈】 NOHGA HOTEL 清水京都

”ホテルをひとつの楽器として考える” だったり、”客室の廊下は画廊に見立てる” だったり、ただ宿泊するだけじゃない楽しい体験ができることに加えて、館内の至る所で京都を感じられるホテル✨

NOHGA HOTEL 清水 京都(2022年開業)

野村不動産が展開するノーガホテルズ。地域密着を大切に、館内に ”京都ならでは" がちりばめられていて、その手始めがホテルの外観。五条通に面した部分は元々そこにあった町屋。歴史的意匠建造物に指定されている貴重なものをしっかり受け継いでいるユニークな構えは、知らないとホテルの一部とは分からないほど。

清水焼 発祥の地とも言われる五条坂そばの立地ということもあって、茶器が TOKINOHA のものだったり、アメニティトレイやティッシュボックスが嘉峰陶苑のものだったり、陶あんの美しい花結晶ライトがあったり、客室はまるで清水焼工房のショールーム。

そして、最近のホテルステイで個人的なお気に入りになりつつある瞑想ルームも。以前、同じく京都にあるザ ロイヤルパークホテル アイコニック京都の記事でもメディテーションルームについて書いたけど、ノーガホテルのそれは 建仁寺 両足院 の伊藤東凌 副住職がプロデュースしているということで、まさに坐禅のプロが監修する瞑想ルーム。

客室からエレベーターで降りるだけで、京の寺院の道場へ。照明と連動する心拍計をつけてもらって、胎内回帰を表現している空間で水琴窟から滴る音を聞きながら座っていると、瞬く間に落ち着く心拍数。予約制でたっぷり1時間貸切できるから、終わる頃には心底リフレッシュ。

両足院の坐禅といえば昔から人気のアクティビティ。時間がない人でも客室モニターで15分ほどの簡易プログラムが体験できるから、就寝前や起床後にやるのもおすすめ👍

街歩きに最高の立地ということもあって、予約はトップの写真にしたいちばんリーズナブルなダブルルームで。19平米ながら、シャワーブースのみ・ミニバーと洗面シンクは一体型だから、思った以上に広くて快適。最安値で予約したからか1階の客室だったけど、エレベーターに乗らずに外出できるところも、中2階のロビーから階段で少し降りる感じも大好物で、結果的には大満足。

そして!京都のノーガならではの、もうひとつのお楽しみがベーカリー。ホテル内にあるものにしては規模が大きく、毎朝作りたてのパンが並びます✨ これを目当てに朝食なしプランにして、前日に焼き上がり時間を聞いて、朝、目当てのパンと美味しい珈琲をゲットしたら、ルーフトップバーで♡ 

瞑想ルームはあるけどプールや大浴場はないし、1万ちょっとの客室でもふかふかのスリッパが置かれているのに、ミニバーには珈琲マシンも紅茶のティーバッグさえ置いていない。

いわゆる ”ホテルが提供するスタンダード" から外れているけど、レストラン CICON は好みを伝えればアラカルトメニューはコース仕立てのように提案してくれるし、丁寧にパンの説明をして美味しい珈琲を淹れてくれるベーカリーもある。客室やパブリックエリアにとどまらず、エレベーターの中まで高品質のオーディオが設置されているのもちょっとした感動もの。

ほかのホテルがこうだからということにとらわれず、ノーガホテルが考える「快適さ・楽しさ・文化」を大切にしているんだなと。人格のようなものすら感じるような、素敵なホテルでした✨


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています

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新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨