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【旅の計画 Plan with Me】 著名建築家ホテル①④ 和多屋別荘

旅の楽しさは計画をしているときから。どのホテルに泊まるか、そのホテルでどう過ごすか、そういうことを考えている時間が至福。

九州に続々と開業するホテルを巡る旅を計画しているので、九州で気になっているホテルについて書いています✨

和多屋別荘(1950年開業)

創業70年を超える老舗宿。厳密には旅館なのかもしれませんが、黒川紀章さんが設計したタワー棟にはベッドの洋室もあれば、和室を洋風にリニューアルした客室タイプも。トップの写真がその和モダンルーム43平米。

もとは薩摩藩島津家の御用宿だった旅館を継承したのが始まりだそうで、そんな時代から考えると歴史がとても深いのに Reborn Wataya Project という ”旅館=泊まる → 通う場所へ” と題した試みで館内を刷新していて、受け継いだものを大切にしつつ新しいことにも取り組んでいる素敵なお宿。

箱庭茶室月見台とまるでテーマパークのごとく見どころがあるし、企業のサテライトオフィスがあったり書店が入居していたりと複合施設並みの存在感。2万坪もの広大な敷地だから1泊したくらいではとても味わいつくせないくらい。

今回、私が計画している九州旅の日程では宿泊するのは厳しそうだから、日帰りでやりたいことダイジェストをこなす予定😙

まずひとつめが、自家源泉だという嬉野温泉のお湯に浸かること。料金は少し高くなるけど貸切風呂を予約。ひとり60分2000円だけど、客室にあるお風呂の利用だから湯上がりに部屋でゆったり涼めるのが嬉しい。短時間でも客室でゆっくりしたい族にはたまらないプラン✨

もうひとつ外せないのが「黒川建築の美だけでなくボーエ・モーエンセンさんの椅子と書道家 山口芳水さんの大作も楽しんで」というロビーラウンジでお茶をすること。だったんですが!なんとまたタイムリーなことに、テイクアウト専用だったピエール・エルメにこの7月からカフェができるそう✨

茶柱倶楽部という、美味しくお茶を喫む漫画があるんですが、その中で主人公が運命のお茶として出会う嬉野茶。その漫画を読んで以来、嬉野で嬉野茶をいただくことに憧れていて。ここのピエールエルメでは過去に嬉野茶のイベントなんかもしていたそうだから、お茶にあうスイーツのセットなんかが登場していると嬉しいな。

2食つきにしても大人ふたり3万円ほどで泊まれて、温泉にお茶に、建築美にアート・・と楽しみがたくさんある和多屋別荘。次の九州旅では泊まる予定にはしていないけど、ひそかに憧れているのが、専属のティーバトラーが滞在中のお茶のお世話をしてくれる茶泊という宿泊プラン。

1泊ひとり15万円とお値段はかなりのものだけど、完璧なティーツーリズムになりそうでウィッシュリストに入れて温めてます🤗


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています

新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨