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【創業135年!】 ホテルオークラ京都

2023年 あけましておめでとうございます🎍✨

さて今回は、新年ひとつめの記事にもふさわしそうな、今年で創業135年という歴史あるホテルについて書いてみようと思います✨

ホテルオークラ京都(1888年創業/2002年リブランド)

今年創業135年というのは、前身の京都ホテルの、そのまた前身となった常盤ホテルの、そのまた前身の京都常盤旅館の創業が1888年だから。建物もオーナーも全く違うから、そう言っちゃっていいの⁈ という気がしなくもないけど・・

京都で常磐旅館を創業したオーナーが今のオークラ京都が建つ土地を買って、大成建設(の前身)が施工した洋風の建物に造りかえ、名前も旅館から常盤ホテルへ。

ところが当時は京都を訪れる外国人は少なく、経営不振に陥った常盤ホテル。また別のオーナーに引き継がれて京都ホテルに改称するのだけど、このとき帝国ホテルの横山孫一郎さんもオーナーになるべく手をあげていたりと当時は話題の案件。

京都ホテルとして営業を再開したのは平安神宮の完成と同じ1895年。

1908年には京都に存在するホテルが京都ホテル都ホテルの2軒だけになってしまって、115年前って大昔には違いないけど、今では訪日外国人に人気の京都にそんな時代があったことが驚き。

そして、今の建物になったのは1991年と最近のこと。京都タワー同様、京都にこんな高い建物を建設することには賛否両論が。今の条例ではこの高さのものはもう建てられないそう。

そんな京都ホテルがオークラを冠するようになったのが2002年。Wネームって、提携したり加盟するホテルブランドの名前を先にもってくることが多いのに、ここは20年間ずっと京都ホテルオークラだった!それが今年オークラ京都になって、私としてはこちらのほうがスッキリ覚えやすい✨

ほかの都市で見たらなんてことないビルなんだろうけど、京都にあるからなのか、どっしりしていて安心感すら漂う外観。とにかく嬉しいのがスタンダードの客室でも37平米という、そのゆとり。やっぱり上に高い建物にしたから、京都にあってそれだけの広さを確保できたのかな✨

京都駅からはタクシーで15分と意外に便利な立地ではあるけど、みどころ各所からは絶妙に少しずつ外れた場所。逆にいえば、ここを拠点に東西南北縦横無尽に観光できるとも言える✨(名所の目の前にあるホテルを転々とするのと、ここにまとめて滞在してスーツケースの中身を広げてくつろぐのと、どっちがいいか迷うのが楽しい😆)

このところ京都は新ホテルの開業ラッシュですっかりご無沙汰していたけど、2019年に客室の大規模改装をしていたんですね!古き良き時代っぽいほの暗い客室の落ち着きが好きだったのに、エグゼクティブルームとかちょっとチャラっとしてる気もするけど、泊まってみないと分からない😆

せっかくの改装直後にコ口ナの打撃。この3年は赤字続きで、上場しているものの「企業として継続できるか分かりません」と公表しているほど。大阪万博も控えているし、いざとなったら大株主のホテルオークラが何とかしてくれる⁈

所有者や経営者が変わってしまうのは仕方がないとしても、長い歴史がある素敵なホテル、この先もずっとホテルであり続けてほしい!(そのためにも泊まりに行かなくては⁈ 🤣)

普段は夜しか営業していないクラシックスタイルのバー、チッペンデールで供される135周年記念のアフタヌーンティーには今年の干支うさぎのマカロンがあったりして、新年のお祝いにもぴったりなので、年明け早々狙いを定めています✨


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています

新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨