【これぞ本物のクラシックホテル】 ライゴンアームス（コッツウォルズ）
今まで訪れてきたホテルの中には、記事にするのも恐れ多い気がするような歴史あるホテルがたくさんありますが、そんなこと言ってたらとてもじゃないけど毎日投稿なんてできない💦 というわけで、昔の拙い記憶をたぐり寄せて記事を書いてみようと思います。
The Lygon Arms（14世紀ごろ開業／2017年改装）
日本語では「ザ・リゴン・アームス」でガイドブックに載ってたりするかな？地元ではライゴンと呼ぶ人が多い、イギリスでは有名な歴史あるホテル✨
国王軍 vs 議会軍の内戦をしていたときに国王が支持者たちとここで集会していたとか、ウースターの戦い（その内戦が集結することになる戦い）前夜に議会軍の司令官がここに滞在していただとか、日本でいうと寺田屋事件みたいなエピソードが盛りだくさん！
19世紀の寺田屋騒動に対してこちらは17世紀！いわば徳川家康の告別式が行われた建物にステイするようなイメージ、というと例えが悪い？😅 でも！内装に手が入っているとはいえ、当時の建物に泊まれるんだから✨ 貴重なこと！
前に在ドイツの旧デンマーク大使館をホテルにリノベした記事を書いた時もそうだったけど、この建物も所有者は千変万化。その歴史には詳細不明な期間も多いみたいで、残っている記録で分かっているのが1377年にはすでに宿として使われていたということなんですって。玄関に”ジョン・トレヴィス 1620”って刻印があるんだけど、それが一体誰なのか今のオーナーたちにも分からない！やっぱりヨーロッパは歴史もスケールも深みがすごい！
2016年に現オーナーの手に渡ったときに大規模な改装がなされたんですって。私が訪れたのは10年以上前だけど、天井が低いラウンジとかサイトで見ても懐かしい！記憶の中の印象とは随分違ってモダンになってるのはサイトの効果か改装の効果か😆
と言っても利用したことがあるのは喫茶だけ。予約せずにふらりっと訪れたから待たされたけど、その間にお庭とかロビーなんかを見ることができて楽しかった〜♡
オススメはイギリスと言えば！のクリームティーのセット🫖 ちょっとパサっとしたスコーンになめらかなクロテッドクリームをたっぷりつけて、美味しい紅茶とともに頬張りつつ、長い長い歴史に体と心を預けてみてください✨
・トップの写真は公式サイトのものを利用しています
新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨