見出し画像

【思い出 Wednesday】 Q1 リゾート&スパ

毎週水曜日は、過去に訪れたホテルの中から思い出に残っているものをピックアップして記事を書いています✨

Q1 Resort & Spa(2005年開業)

オーストラリアの大好きな街、ゴールドコーストにある豪州イチ高い建物。ホテルというよりホリデーアパートメントで、竣工当初は住宅として世界でいちばん高い建物だったのが、こういう記録はあれよあれよという間に塗り替えられるもの(現在はインドネシアやニュージーランドにある建物が首位を争っているとか)。

その名もクイーンズランドナンバーワン、ということでQ1シドニーオリンピック聖火オペラハウスをイメージした外観とかで、これだけ高い建物だけに見栄えだけじゃない緻密な計算もしっかり織り込まれたタワー(ただし問題もあるみたい)。

初めて見たときはため息がとまらなくて、どれだけ「ここに住みたい・・」と憧れたことか。分譲しているから、購入して住んでいる方々もたくさんいて、在豪日本人に食事をふるまってくれる方のご自宅に訪問させてもらったことも。

今はゴールドコースト滞在の拠点としてはかなりリーズナブルな候補のひとつになっているQ1だけど、まだ学生だった頃の初めての滞在は本当に忘れられない経験。

当時、セカンドワーホリで渡豪する親友にくっついて行った長期滞在だったから、ホテルより割安な下宿スタイルでの寝泊まりが基本。下宿先はショッピングセンターなんかの掲示板で探したりしたことも懐かしい。

そんなある日、掲示板に ”リビングの一角なら空きあり/Q1” という間借り募集の張り紙を発見。「あのQ1に滞在できるなんて!リビングでもどこでもいいから泊まってみたい!」と飛びついたのだけど、今から考えると若いってスゴイ。

そんなわけで、タイ人のスレンダーな奥様がいるオーナーのご自宅(のリビングの端っこ)に1週間ほど滞在。サンルーム的な場所には若いオージーカップルが住んでいたし、台湾人の男の子ふたりもキッチンをよくウロウロしていて一緒にお茶したり。

リビングのソファの後ろに布団を敷いてもらって、間仕切りも何もない、本当に ”一角" が自分たちのスペース。もちろんバスルームは共同利用だし、誰もが通るリビングの隅で寝るなんてプライバシーも何もあったもんじゃないのに、大きなガラスから見える目の前の美しいオーシャンビューに大満足で何の不満も感じなかったのだから、やっぱり若いってスゴイ。

その後、ある程度の予算がある旅をするようになってからは、むしろQ1はリーズナブルな選択肢に。マンション仕様だから長期滞在するにはうってつけで、サーファーズの中心部からは少し離れてはいるけど十分徒歩圏。

トップの写真にしたのが最もリーズナブルなワンベッドルームで、広々したキッチンがあるから滞在中ずっとヘルシーな食事ができるし、もちろん掃除機や洗濯機も完備されているから暮らすような旅を楽しめる。もし、この記事を読んでQ1に泊まる機会があったら、ソファの後ろで寝泊まりした人を思い出して笑ってください🤣

ちなみに、ホテルの予約サイトでも予約できるけど、長期ならエアビー的なものから予約するほうがお得なことも。77階にはスカイポイントという展望台もあるので、泊まらずとも絶景を楽しめます✨


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています


新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨