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【高級療養施設⁈】 ホテルヴィスキオ京都

ホテルが提供することを限りなくシンプルに、でもクオリティはしっかり。そんなホテルが療養施設だったら最高なのでは⁈

というわけで、今回は世の中が大変だった時期に療養施設として機能していたホテルについて書いてみます。

ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA(2019年開業)

JR西日本ホテルズが展開しているグランヴィアブランドの姉妹モデルとしてデビューしたヴィスキオ。兵庫と大阪で同日にオープンしたのを皮切りに(兵庫のほうはリブランド)、その翌年に京都もオープン。

オープンした週に泊まる機会があって、ふた部屋しか用意がないというデラックスツイン(トップの写真がそれ)に宿泊。広さ38平米超とゆったりだけど、そこまで広いという印象はなかったかも😅

立地はさすがJR西日本ホテルズ!の、京都駅目の前。宿泊者専用ラウンジは駅前の大通りに面しているのに街の喧騒とはしっかり切り離されていて、ゆったり流れる時間を楽しめる。中庭に臨むロビーエリアは白ベースでスッキリした感じのインテリア(なんでもフロアは御影石だそう)なのに、ラウンジに入ると一転して落ち着いた木目が生きた内装に切り替わる感じもとてもよくて、京都駅そばということを忘れるほど。

ただ、クラブフロア専用ラウンジと違ってサービスは質素。だからラウンジと言えどライブラリーやロビーの延長みたいな感じは否めないけど、珈琲紅茶は(私が泊まったときは可愛らしい京飴も)無料でいただけます✨

ヴィスキオブランドのウリは3つのB、グランヴィアと同等の上質なBEDに洗面からもトイレからも独立したBATH ROOM、そしてグランヴィア京都のシェフが監修したという美味しいBREAKFAST

このあと京都駅を挟んでちょうど反対側のエリアに同じくJR西日本ホテルズが梅小路ポテルを開業。個人的にはポテルの圧勝で note の記事でもポテルは何度か言及。もちろんポテルのような遊び心が満載のホテルとヴィスキオのように宿泊特化型のホテルを並べて論じてはいけないかもしれないけど・・

ただ、コ口ナ禍でこのヴィスキオ京都は療養施設になっていたとかで、療養施設として見たら(つまり病院だと思ってみたら)かなりのラグジュアリー度合い。入院するならここがいい🥺

駅に直結しているグランヴィアには負けるものの、かなりの駅近なのにグランヴィアより廉価。館内にいくつかレストランがあるグランヴィアほどじゃないけど、それに準じた食のレベルは担保。そんな感じのブランドで、続々と展開していくのかな?と思っていたら、京都の開業後は時勢もあってか新規オープンをピタリと停止。

ホテルの名前について説明してもらったとき、はじめ止まり木だと勘違いして「素敵ですね!」と言ったんだけど、あとから宿り木だと分かって複雑な気持ちに。それが療養施設になったと聞いたものだから、なんだか納得の流れのようで、尚のこと複雑な気持ちに。

昨年、思い出したように富山にオープンしたヴィスキオ、今後はどう展開されていくのか楽しみ。気づいたら改称してたなんてこともあり得そうだけど、それも含めて今後の展開にも注目しています🤗


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています

新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨