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【思い出 Wednesday】 The National Hotel (オーストラリア)

毎週水曜日は、過去に訪れたホテルの中から思い出に残っているものをピックアップして記事を書いてみようかな〜という、いつまで続くか分からない突然始まった企画。今回は、初めてのひとり海外での思い出ホテルについて✨

The National Hotel Fremantle(1886年開業)

初めて海外にひとりで行ったのは18歳のとき。行き先はWA(西オーストラリア州)にある ”オーストラリアで最も美しい街” と聞いたパース。市街を訪れたのは1泊だけで、あとはメルビルという郊外の町でひと月ほどホームステイしながら毎日フリーマントルの語学学校に。

語学学校と言っても、生徒は私だけ😆 授業は午前中だけのゆるーいもの。午後は図書館へ行ったり、街歩きをしたり。

その、ひと月ほど通ったフリーマントルという小さな街で毎朝バスを降りてすぐに目の前を通っていたのが、このナショナルホテル

当時は知る由もなかったけど、フリーマントルは古い街だから、このホテルもオーストラリアにしてはかなりの年代もの。今年がキリよく創業140年ということで、めでたいし、なんだか嬉しい✨

はじめはお店として建てられた2階建ほどのものだったのが、世界のクラシックホテルのご多分に漏れずたくさんのオーナーのもとを転々として、その間に何度も建て替えや改装や休業を繰り返して。殺人事件的なことまであったらしく、それをちゃんとホテルの館内歴史ツアーで聞かせてくれるみのもイージー・オージーな感じで好き。

公式サイトの中に館内バーチャルツアーがあって、街の様子も窓からチラッと見えたりして感慨深い(懐かしいなんて思えないほどの街の変わり様にもびっくり)。訪れた気分になれるので、余裕があるなら要チェック ↓(2分くらいだったかな)

往きの飛行機で倒れて病院に運ばれたり、ジャングルのような国立公園の中で道に迷って途方に暮れたり、そこへ同じ家にホームステイしているという現地の人が迎えに来てくれたのはありがたいけど面識がない人だったから売り飛ばされるんじゃないかとハラハラしたり(おまけに迎えに来てくれた車は片方のサイドミラーが外れていたしフロントガラスは割れた状態)、バスに乗ったら目的地まで48時間もかかったり、いろいろ大変だったからこそ宝物のような思い出。

近年はオーストラリア東部ばかり訪れているけど、またいつか行けるといいな✨


・トップの写真は公式サイトのものを利用しています

新たな視点がもてたり、世界が広がったり、楽しい気持ちになりますように・・✨