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ダイバーシティなバンドリ


『ストーリーを見せることがいかにファン作りにとって大切かを身を以て知る良い機会になった』

私がリスペクトしている江藤美帆様がNiziUに対して呟いていた。


「次世代ガールズバンドプロジェクト」

バンドリのスローガン。

私が「次世代」と感じるのは別にバンド云々ではない。ストーリーの見せ方に次世代を感じた。


バンドリの魅力のひとつとして、演者(声優)へのフォーカス部分。

全面に出てくる事で、演者側のストーリーも生まれている。


今までのアニメコンテンツはは作品の供給のみだった。

完成されたストーリーを提供、視聴し、ファンがそれぞれの思いを感じる。

幅を広げていったのは、有志の同人作品程度ではないだろうか。


バンドリは違った。

キャラクターの面演者の面と2つの面で構成されている。

キャラが成長していく様を見届ける楽しさだけでなく

リアルバンドという形で演者本人の成長を見る事が出来る。


私も歴が短すぎる故、元ネタを知らないのだが

工藤晴香役氷川紗夜

という言葉を見つけた。

若干意味合いは違うものの、魅力を象徴しているような気がする。


・氷川紗夜(ゲーム、アニメ上)

 何でも出来る妹と向き合い、それでも続けていく姿

氷川紗夜を演じる工藤晴香さん(ライブ、配信関係)

 スキルレベルが上がり、より難しい楽曲へ挑む姿

このように1キャラクターで多面性を産んでいる。


以前Vier上映会で櫻川さんが

「今ならもっと丁寧に叩ける」

と言っていた。

作品中のキャラクター以上に、演者の方々の成長具合が実は一番見ていて楽しいのかもしれない。

私自身、ここまで沼にハマった理由はここだと思っている。


一度で二度美味しいバンドリ。


「Rausch」で初披露された「約束」然り、新曲の演奏はどうなるか、という楽しみさえ膨らむ。

「Einheit」ではBreak your desire、Avant-garde HISTORY、Song I am.は果たして演奏されるのか。

(私の予想ではBreak your desireだけ演奏され、2021年単独ライブに於いてAvant-garde HISTORY、Song I am.が披露されるのではと思っている)

メディアミックスに踊らされている私でした。


まとめ

・生き様で共感させる

・見せ方の多面性

・成長を見せるというビジネスモデル

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