「新社会人に伝えたいこと」上から目線の、役にすらたたぬメッセージにひっかかるな
noteでお題を募集してた。今日から新社会人の皆さん、おめでとう。そして地獄へようこそ。
新社会人も最初の数日は大丈夫だろう。
地獄の始まりは1か月目を越えたくらいから生じる。
学生時代以前がいかに恵まれていたか。
自分の希望が次々打ち砕かれるか、わかるだろう。
いつの間にか自分自身が「なりたくない大人・腑抜けたバカ」になっている。そして過去の自分から笑われる。
とどのつまり、自分の中にある天才・秀才・例外・唯一感が砕かれて、死にたくなるだろう。
※勉強やスポーツほかで優秀な自分を作ったとしても関係ない。
物理的な自殺はするな(自傷とか首吊りとかするなよ)。しかし精神は死んでこい。
自分の限界を悟り、精神死を通して、自分の無力さを知る。
周りを変えるのでない、自分の気持ちをとことん変えていく。
いや、変えたとしても変えられない。同じところで躓き、同じところで叱られ、同じ過ちを何度も繰り返す。
もうだめだ……俺は、私は。死にたくない、死ぬもんか。
己の無力をますます自覚する。だからだ。
無力を知って初心に帰る
例えば学生時代の勉強を全部やり直してみる。特に得意科目。得意科目ほど「実は苦手だった」部分と向き合う。
例えば学生時代はまっていたこと・今はまっていることを分析してみる。自分の動きや考えを母語で表してみよう。
例えば自分の生活習慣を今一度見直してみる。すると「改造って面白いな」気づかされる。
目先の仕事・上司・社会にビビっても、逃げたとしても必ず奴らは追いかけて捕まえに来る。
誰かは言う。嫌なことから逃げていいよと。
残念、逃げられないんだなあ、これが。
ならどうするか?
歯を食いしばって戦う……残念、まず負ける。彼らも同じ地獄をくぐり抜けたうえで、今ここにいるのだから。
戦ってもダメ、逃げてもダメ。死んでも「やり直し」が来る。
絶対に逃げられない。どうする。どうする? どうする!
この状況を楽しんじゃえ!
どうせ逃げられない、逃げた先はもちろん、死んで生まれ変わった後も地獄なら、徹底して「企画」だと思って、全力で頭を使い・体を使い、無理やり笑顔を創り、自分に試練を課して、漫画の主人公のごとく楽しんじゃえ!
社会人から10年以上たった僕も、いくつかの地獄に満たされている。地獄に対して逃げたり別の方法を考えたりしても、抜けられなかった。
仕事で失敗しまくって、ある時ぷっつんが来た。
逃げられぬ地獄を楽しむと覚悟した瞬間「これをやって遊ぼう」思い浮かんだ。今あなたが読んでいる記事がまさに全力の遊びだ。
地獄を遊ぶのはいいぞ。地獄を遊びの場に変えたら天国だ。
そして気づこう。地獄及び天国を創っているのは、自分自身の捉え方だと。
という新社会人に響かない、現役の人たちに響きそう(?)な内容を書いた。ここまで読んでいただきありがとう。
このページを離れる前に今一度、記事のタイトルを読み直してみよう。がんばってね。
支援していただきありがとうございます。支援は僕の作品作りを含め、子供へのお小遣いや楽しいことに貢献します。ありがとうございます