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「新社会人に伝えたいこと」上から目線の、役にすらたたぬメッセージにひっかかるな

※トップ画像「薬屋のひとりごと」19話から
このシーンが僕は一番好き。仕事人の覚悟が現れているから。

#新社会人に伝えたいこと

noteでお題を募集してた。今日から新社会人の皆さん、おめでとう。そして地獄へようこそ

新社会人も最初の数日は大丈夫だろう。

地獄の始まりは1か月目を越えたくらいから生じる。
学生時代以前がいかに恵まれていたか。
自分の希望が次々打ち砕かれるか、わかるだろう。

「あんな大人になりたくない」
「なんて腑抜けたバカな大人なんだ」

いつの間にか自分自身が「なりたくない大人・腑抜けたバカ」になっている。そして過去の自分から笑われる。

とどのつまり、自分の中にある天才・秀才・例外・唯一感が砕かれて、死にたくなるだろう。

※勉強やスポーツほかで優秀な自分を作ったとしても関係ない。

物理的な自殺はするな(自傷とか首吊りとかするなよ)。しかし精神は死んでこい。

自分の限界を悟り、精神死を通して、自分の無力さを知る。
周りを変えるのでない、自分の気持ちをとことん変えていく。

いや、変えたとしても変えられない。同じところで躓き、同じところで叱られ、同じ過ちを何度も繰り返す。

もうだめだ……俺は、私は。死にたくない、死ぬもんか。

己の無力をますます自覚する。だからだ。

無力を知って初心に帰る

  • 例えば学生時代の勉強を全部やり直してみる。特に得意科目。得意科目ほど「実は苦手だった」部分と向き合う。

  • 例えば学生時代はまっていたこと・今はまっていることを分析してみる。自分の動きや考えを母語で表してみよう。

  • 例えば自分の生活習慣を今一度見直してみる。すると「改造って面白いな」気づかされる。

目先の仕事・上司・社会にビビっても、逃げたとしても必ず奴らは追いかけて捕まえに来る

誰かは言う。嫌なことから逃げていいよと。

残念、逃げられないんだなあ、これが。

ならどうするか?
歯を食いしばって戦う……残念、まず負ける。彼らも同じ地獄をくぐり抜けたうえで、今ここにいるのだから。

戦ってもダメ、逃げてもダメ。死んでも「やり直し」が来る。
絶対に逃げられない。どうする。どうする? どうする!

この状況を楽しんじゃえ!

どうせ逃げられない、逃げた先はもちろん、死んで生まれ変わった後も地獄なら、徹底して「企画」だと思って、全力で頭を使い・体を使い、無理やり笑顔を創り、自分に試練を課して、漫画の主人公のごとく楽しんじゃえ!

社会人から10年以上たった僕も、いくつかの地獄に満たされている。地獄に対して逃げたり別の方法を考えたりしても、抜けられなかった。

仕事で失敗しまくって、ある時ぷっつんが来た。

逃げられぬ地獄を楽しむと覚悟した瞬間「これをやって遊ぼう」思い浮かんだ。今あなたが読んでいる記事がまさに全力の遊びだ。

地獄を遊ぶのはいいぞ。地獄を遊びの場に変えたら天国だ。
そして気づこう。地獄及び天国を創っているのは、自分自身の捉え方だと。


という新社会人に響かない、現役の人たちに響きそう(?)な内容を書いた。ここまで読んでいただきありがとう。

このページを離れる前に今一度、記事のタイトルを読み直してみよう。がんばってね。


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