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武尊vs天心 「試合予想」多すぎ。でもええやん。

仕事が立て込み、ワクチンの副反応に苦しみ、プライベートもゴタゴタする中、

「なんでnote書けんねん」

と自問自答するものの、違うフィールドでの息抜きは必要だと思い、筆をとる。

※完全なる主観かつ長文である旨、ご了承頂きたい。

6月に行われる、K-1「3階級王者」武尊と、「無敗の神童」那須川天心によるキックボクシング頂上決戦。

格闘技関係者のみならず、多くのユーザが「試合予想」を繰り広げている昨今。Youtuberにとっては、まさに“かき入れ時”である。

ただ実際、こういった「世紀の一戦」は、期待の大きさ故、"世紀のドッチラケ”で終わる可能性も秘めている。
音楽界でいえば、スーパープロジェクト「カヴァーデイル・ペイジ」が、その典型的な例とも言える。

故に、予想をしている「今」が一番楽しい時間だったりする。

ネット上に無数にある試合予想をザックリ束ねると、以下の様相が見えてくる

①3ラウンドなら天心の判定勝利
②5ラウンド以上なら武尊のKO勝利

簡単に説明すると、

①短いラウンド(3R=9分)の場合、天心のスピードに武尊がついていけず、天心がポイント奪取して判定勝利。

②長いラウンド(5R以上)の場合、天心のスピードに慣れてきた武尊が、持ち前のスタミナとパワーで天心を捕まえ、KOで倒しきる。

という内容。関連コンテンツを見ている方なら「あるある」な内容ではなかろうか。

で、自分の予想をいうと、このどちらにも該当しない。

自分の予想はズバリ、

那須川天心のTKO勝利

である。
TKOとは“テクニカルノックアウト”の略で、相手の怪我などによって、試合が続行不可能となること。

「はぁ?」

という声が聞こえてきそうだが、自分の予想はこれである。

この予想に一番近しい試合が、2019年に行われた「那須川天心vsスアキム」の試合だ。
あの試合では、天心の完璧な胴回し回転蹴りがスアキムの額を真っ二つに割り、大量出血により、試合終了。天心の勝利となった。

ここで改めて、武尊と天心の特徴を主観でご説明。※試合当日の契約体重(62kg上限)は、一旦無視する。

武尊は典型的な「喧嘩ファイター」。
常に前に出続け、素早いインロー(相手の太ももの内側を蹴る)を当てながら、相手に圧力をかけ続け、最後は強引にパンチでKO。

一方の天心は「カウンターファイター」。
しかも「恐ろしいスピードとディフェンス能力を持つ」選手だ。
相手の攻撃を見切り、いなし、自分の攻撃だけを当て続けるスタイル。

この両者を比べただけで、当日の試合展開が目に浮かぶ。

武尊の「圧力型」の攻撃は天心には当たらず、
天心のカウンターだけがヒットし続ける。

ちなみに武尊のベスト体重は、天心より5㎏ほど上である為、攻撃の重さで言えば、武尊有利なのは事実。

万が一、武尊の攻撃がまともにヒットすれば、天心は倒れる。だがおそらく「神のディフェンス」を持つ天心には当たらない。

それは逆もしかり。
天心の攻撃が武尊に何発ヒットしたとしても、体重の軽い天心の攻撃で、武尊が倒れるとは思えない。

だからこそ、TKO決着の予想となった。
※無論、『それでも武尊ならやってくれる』と言うファンの期待も理解はしている。

『武尊が天心を捕えきれるとは思えない』
『天心の攻撃で武尊がKOされるとは思えない』

これぞ巷で「噛み合わない試合になる」と言われる所以だ。

そこで考えられるのが、一種の『事故』だ。

先のスアキム戦では、スアキムは特にダメージもなく、スタミナも戦意も残っていたが、額の傷と出血により、試合に負けた。

武尊もこれに等しく、天心から受けた何らかの攻撃で、「怪我」を負う気がしてならない。

そしてその呼び水となるのは、スアキムだけでなく、あの堀口恭二戦で致命傷を与えた“胴回し回転蹴り”ではないか?と考える。

まさにこれが、「世紀の一戦」の結末にふさわしい、“世紀のドッチラケ”ではなかろうか?

どちらも「強さ」では負けてないし、勝ってもいない。

でも、試合は天心勝利で終了。

試合後のメディアの荒れようは凄そうだが、これが自分が思い描く、二人の試合の結末である。

皆様の予想は如何だろうか。
ちなみに、武尊が希望する『無制限ラウンド』であったとしても、自分の予想は変わらない。

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