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ニーチェの言葉

死ぬのは決まっているのだから、ほがらかにやっていこう。
いつかは終わるのだから、全力で向かっていこう。
時間は限られているのだから、チャンスはいつも今だ。
嘆きわめくことなんか、オペラの役者にまかせておけ。

〜力への意思/「超訳・ニーチェの言葉」〜


ここのところ
頭の中も
心の中も
まるっきり空っぽで
ニーチェの言葉だけが木霊のように響いている。

何かの拍子に泣き始めてしまったら
どうにもならない感情の波にのまれ
ブレまくるのが想像できるので
無意識に心に蓋をしていたのかもしれない。

然し、どんなに心に蓋をして
考えないようにしていても
身体は、限界を感じていたようで
3・4日おきにしか眠れなくなってしまった。

夢を見ることがこわいのだ。

最近は
睡眠不足が著しく
30分もしないうちに
ハッと目が覚めてしまう。

泣こうが喚こうが
笑っていようが、怒っていようが
同じ一日なのだから
穏やかに、つつがなく過ごすことを
心掛けてはいるが
空っぽの心身には、何も響いてこない。

梅も、桜も、菜の花も、藤も見ていない。
自分から表情がなくなっていることを
誰も知らない。


学生時代のキミが
毎日、走り込みをしていた道を
キミのことだけを想い、考え
ただ、歩きたい。

キミがいない19回目の春が
少しずつ夏に近づいていく。

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