見出し画像

定期的に聴きたくなる曲 026-031

日本のバンドで、好きなバンドはたくさんあるし
自分のアイデンティティに、大きく影響を受けた
バンドも、いくつかある。

一番最初に、夢中になったバンドは
BUCK-TICKだったと思う。
それまでは、洋楽だったり
男くさいバンドを聴いていたが
華やかなルックスと若さのある勢いに
一気に惹き込まれた。

TVK(テレビ神奈川)は、音楽番組が多く
ミュージックトマトやライブトマトなどの
ライブ収録は、それほど倍率が高くなかったのか
往復ハガキを3枚程度書けば
ほぼ、観覧ができた。
返送されたハガキを持って、公開収録が行われる
川崎クラブチッタへ、何度も足を運んだ。

当時、放送された内容を
どなたかがYouTubeにUpされていて観てみたら
観客の中に恍惚とした表情の自分を見つけ
懐かしく、照れくさくなってしまった。

▶︎定期的に聴きたくなる曲 026
SEVENTH HEAVEN/BUCK-TICK

可愛らしいリズムに、可愛らしい歌詞を
妖艶な敦ちゃんが甘い声で歌う。
アイドルソングのようにPOPな楽曲を
エナメルやレザーに包まれたいかついお兄さんが
演奏するギャップが、たまらなく良かった。


▶︎定期的に聴きたくなる曲 027
HEARTS/BUCK-TICK

ミニアルバムに収録された曲で
朧げな記憶だが
少女コミックになった曲だったと思う。
BUCK-TICKの楽曲の中で
個人的には好きな曲の上位に入るけれども
ライブで観たことはない。
シンプルだけど、しっかり作り込まれていて
どの楽器も、のびのびと映えている。


▶︎定期的に聴きたくなる曲 028
FLY HIGH/BUCK-TICK

個人的、アゲ曲。
ライブでもアガるし
普通に聴いていてもテンションが上がる。
サビの"OK? Oneself to the fly high"からの
ギターふたりと敦ちゃんとの
掛け合いも華やかだし
ギターソロも、とても美しい。


▶︎定期的に聴きたくなる曲 029
MOON LIGHT/BUCK-TICK

BUCK-TICKの楽曲の中で、いちばん好きな曲。
疾走感のある旋律に、敦ちゃんのピュアな歌声が
まっすぐに響いてくる。
今井さんのダミ声っぽいコーラスも、いい。
間奏のギターふたりも
バランスがよく、格好いい。
歌詞に出てくる『怜悧』がわからなくて
辞書を引いて調べたな…。
…IN HEAVENからMOON LIGHTへの流れが
ゾワっとするほどに格好よくて
THE DAY IN QUESTION 2011のMOON LIGHTで
上手側にギターふたりが並んで、左右対称なのに
シンクロしてるのが、めちゃくちゃ格好よい。


▶︎定期的に聴きたくなる曲 030
KISS ME GOOD-BYE/BUCK-TICK

ダークな楽曲が多い中
明るい曲を好んでいたけれど
この曲は、たまらなく好き。
ギターシンセが好きではないけれど
この曲は、今井さんのギターシンセがあって
初めて成立するように思う。
物悲しくて寂しげな中に、凛とした芯があって
儚いけど、強く、美しい。


▶︎定期的に聴きたくなる曲 031
ICONOCLASM/BUCK-TICK

BUCK-TICKといえば、ICONOCLASMと言っても
過言ではないと思う。
淡々と歌う時期もあれば
叫ぶように歌う時期もあり
常に、変化している。

2021年バージョンでは
音頭のようなアレンジになっていて、吃驚した。

初期の頃の曲が多いのは、悪の華以降は
あまり響かなくなってしまったから…。
今でも、名前が目に止まれば
観たり読んだり聴いたりしているし
好きなバンドのひとつであることは変わりない。
悪の華の前に、アレがあったけれども
ずっと走り続けていられる姿には刺激を受ける。

ダイエースプレーで髪を立てて
重たいジョージコックスのラバーソールを履いて
ライブに行っていたことが、懐かしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?