宝塚の伝説、シャンソンの星ー越路吹雪ー
2月18日は、日本のシャンソン歌手、舞台女優、越路 吹雪が生まれた日。
代表曲は『愛の讃歌』、『ラストダンスは私に』、『サン・トワ・マミー』。(1924年2月18日 - 1980年11月7日)
愛称は「コーちゃん」「コッシー」。元宝塚歌劇団トップスター。
死後、2014年に古巣・宝塚歌劇団が創立100周年を記念して創立された「宝塚歌劇の殿堂」最初の100人のひとりとして殿堂入りを果たした
【宝塚時代】
戦後まだ何もない時代の宝塚。花組の娘役トップは、月丘夢路、乙羽信子、男役に越路吹雪がいた。今では伝説の三大スター。
当時の越路には数々の伝説がある。タバコを吸う、無断で外泊して朝帰りする、二日酔いで舞台に上がる、先輩に喧嘩を売り、殴り倒すなど数々の伝説があった。しかし、それらには越路なりの理由があった。タバコを吸うのは、男の気持ちになるため、無断で外泊して朝帰りしていたのは、団員の為に内緒でバイトをしていた為、酒を飲んでいたのは、団員の愚痴を聞くため、先輩と喧嘩をして殴ったのは、団員をいじめていた為の報復。
当時の事を振り返り、のちに乙羽信子や月丘夢路は、越路には何度も先輩からの嫌がらせから守ってもらったと語っている。
【宝塚を退団後】
一ヶ月先のチケットが一日で完売するほど売れっ子の歌手に。
頬高で顎が張った顔立ちに170センチ近くあったスタイルは、オートクチュールのサンローランやニナリッチを見事に着こなし、観客を喜ばせた。特に背中を大きく開けたイブニングドレスがとてもよく似合ったそう。
【香水好き】
彼女がこよなく愛した香りは、ジャン・パトゥの『JOY』。世界恐慌が吹き荒れた1929年に発売された、喜びという名の香水。
こちらは、ミドルノートがチュベローズやイランイラン、ダマスクローズ、ジャスミン、ローズドメ、ベースノートはサンダルウッドやムスク。
まさに大輪の花が咲き誇るかのようなしなやかで華やかな香り。
エディット・ピアフに感動し、生涯「愛の讃歌』を歌い続けた。
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