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田中陽希さんの講演会

1月27日はあさりこども園で子どもたちとたっぷり交流してもらう日。そして1月28日は講演会でした。

◯講演会のこと

前日からの雪のため、参加予定だった方からキャンセルの連絡があったりして、冬の時期のイベント開催の難しさも感じたわけですが、講演会自体は無事開催することができて安心しました。

熱い思いをたっぷりと話してくれました。

百名山ひと筆書き、二百名山ひと筆書き、三百名山ひと筆書きでの体験を、写真や動画で楽しく話してくれました。中には間違いなく苦しかったであろう体験の話もありましたが、陽希さんの人柄なのか、そんな話も含めて楽しく聞くことができました。

あさりこども園に来られたときの話もありました

今回はあさりこども園主催の講演会であったからだと思いますが、あさりこども園に立ち寄ってくれた際の話を結構な時間を使って話してくれました。いつも驚かされるんですが、3つの旅の中で体験したことは膨大であったと思うんですが、あさりこども園とのつながりをかなり細かく覚えてくれています。一つ一つの出来事に対して真摯に向き合っておられる方なんでしょう。

◯印象的だった言葉

印象的な言葉がたくさんありました。

支えは「人」。けっしてひとりではない。

忘れてはならない素直さと謙虚さ

特に印象的だったのは

最大の近道は丁寧な一歩!

急ぎたくなるからこそ、望む結果を出したいからこそ、丁寧に一歩ずつ進んでいくことが大切だと、自身の体験を交えて語ってくれました。百名山ひと筆書きも三百名山ひと筆書きも、途中の山を飛ばしてのゴールはあり得ません。1,2,3と登る山を丁寧に積み上げていった先に百名山ひと筆書きのゴールがあるという当たり前のことに気づけるかどうかが大切で、他のどんなことにも当てはまることです。当然私たちの生活や仕事にも当てはまりますし、参加者のみなさんも自分のこととして聞いておられたと思います。

◯当時の園児たちも来てくれました

今回の講演会には陽希さんがあさりこども園に来てくれてたときに在園していた子どもたちも来てくれました。中学生になった彼らに陽希さんの言葉はどんな風に届いたんでしょうか。

陽希さんとあさりこども園で交流していた子どもたち

◯「Think Globally, Act Locally」の人

講演会以外でも、車での移動中などで陽希さんの話をたくさん聞かせてもらいましたが、広い視野で課題を捉え、その課題を自分サイズに落とし込んで何をすべきかを考えて行動している人だと感じました。例えば環境問題にしても世界規模でその問題を捉え、その上で自分は何をすべきかという意見を明確に持っておられます。
2023年2月にはニュージーランドでのレースを控えているそうですが、アドベンチャーレースに対する日本と海外の認知度の違い、競技人口の少なさといった話から、だからこそ自分は何をすべきと考えているかを話してくれました。
『Think Globally, Act Locally』という好きな言葉がありますが、陽希さんはまさにそれを実践し続けている人だと思います。その姿勢から学ぶことがたくさんありました。

◯いろんな方に感謝

今回の講演会には広島県から来てくれた方もいました。わざわざ遠くから参加していただきありがとうございました。講演会を開催してくれて嬉しかったと言ってくれる人もいました。そういう声をかけてもらえるだけで、開催してよかったと嬉しくなります。ありがとうございました。

陽希さんの講演会を開催したことで陽希さんと再会できたことはもちろんですが、今まで縁のなかった方と講演会で出会えたことも嬉しいことでした。陽希さんの活動からものすごく大きな影響を受けておられる話を聞いていると、他者から刺激を受け続けることの大切さについてあらためて考えることができました。講演会を開催して本当によかったです。

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