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外国語はキレイに話すより何を伝えたいかの方が大事

アジアフェスタ@ごうつ2023に行ってきました。その中で行われるスピーチコンテストの審査員をお願いされたためです。アジアフェスタには初めて参加したんですが、その賑わいには驚かされました。アジア各国の人が本当にたくさんいました。

たくさんの飲食店、イベントコーナーがあり、ステージでもアジアの国々の踊りが披露されていました。見ていて感じたことは、既に島根県も多様な人が多く暮らす地域になっていることです。外国にルーツのある人と共に生活するのは当たり前のことだと認識できるようになることが、島根の暮らしというか日本での暮らしの大前提です。そう考えるとアジアフェスタのようなイベントが定期的に開催され、そこに参加する人が増えてくることには大きな意味があります。

で、スピーチコンテストですが、今回は5名の審査を行うことになりました。1次審査には10名の応募があり、そこを通過したのが今回の5名です。

益田市で介護の仕事をしているタイの人、大田市で技能実習生として活動しているモンゴルの人、江津市のはなまる日本語学校で勉強しているネパールの人、浜田市の県立大学に留学生としてきている台湾の人、邑南町でALTをしているアメリカの人の5人です。審査するのは「内容の深さ・面白さ」「アピールパフォーマンス」です。

「大好きな益田」「日本で働くこと」「日本での生活」「日本での留学」「言葉ではないメッセージ」がそれぞれがスピーチしたタイトルでした。日本での生活はそれぞれ長さが違っていますが、生活の中で感じていることについての気づきをその人なりの言葉で話してくれました。外国語については発音のキレイさとかではなく何を伝えようとしているかが重要だと思っているので、伝えようとしている内容にしっかりと耳を傾けました。

5人のスピーチを聞きながら、もし自分が外国にいて英語でこのようなコンテストに出るとしたらどこまで自信を持って話せるだろうか、ブロークンイングリッシュでいいんだと堂々と話せるだろうかと想像してみたんですが、今回の5人のように話す自信はないですね。いやー、ほんとにすごい5人でした。

他の用事があったため審査だけして結果発表には参加できず、どの人が最優秀賞をとったのかは分かりません。自分の中で一番いいと思ったあの人の結果がどうだったか、明日にでも聞いてみることにします。

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