住職になりました
11月25日、26日の2日間、浄土真宗本願寺派光善寺(島根県江津市後地町)で慶讃三法要を行いました。ここでの三法要とは、親鸞聖人御誕生850年の法要、立教開宗800年の法要、住職継職の法要の三つのことです。この法要をもって第18代の住職になりました。
このときのあいさつでお話したのは次のようなことです。まず、足を運びたくなるお寺、足を運んで良かったと思ってもらえるようなお寺にしたいということです。これはおそらくどのお寺の人もみんな考えていることで、でも実際にはなかなか実現しないのが現実だと思うんですが、方向性としてはそちらを向いていたいという決意のようなものです。誰でも受け入れられる体制は作りたいと思っています。たいそうなことをするつもりはありません。ただただ、いろんな人にお寺の機能をうまく利用してもらいたい、その方法を探していきたいと思っています。
次に、新たに作っているお墓を充実させていくということです。納骨堂が完成し、次は庭園墓の工事にかかります。お墓を維持管理し続けることが難しくなっている現状を考え、管理はお任せくださいと言えるお墓にしていきます。新しいお墓に興味を持った方が、それをきっかけにお寺に足を運んでくれるようになればと、ちょっとだけ期待しています。お墓については今後も発信していく予定です。
そして最後に、地域との関係を引き続き大切にしていきたいということです。その姿勢を表すために、今回は地元の飲食店で特別に用意してもらったお弁当を配りました。お弁当の業者ではないため、数を用意してもらうのも大変だったようですし、どんな中身にするかもかなり悩まれたようです。でもそのおかげで、どのお弁当も特徴があって美味しかったです。
風のえんがわ
もぐもぐキッチン
ひなた食堂ますや
toi toi toi
本町キッチン今出屋
加えてお土産で用意したのも地元のパン屋haruさんのパンの詰め合わせです。
こんな感じで地域のいろんな人と関係を作っていきたいと思います。今後はお寺のことについての発信も増やしていく予定です。
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