めぐ蔵でごさる(MeG)

短編小説や文章を書いています。そこにいたことは確かなんだけどなんとなく温もりだけが残っ…

めぐ蔵でごさる(MeG)

短編小説や文章を書いています。そこにいたことは確かなんだけどなんとなく温もりだけが残ってる、みたいな感覚を読後 心にに残せたらとても幸せに感じます。

最近の記事

金の道を簡単に手放してはいけない、と思う。 家事育児は素晴らしいことだけど 金の力は大きいし、現実問題お金がないと生活できない社会に生きているので どんな手を使っても自分の金の道は自分から断たないこと。 自尊心を保つためにも本当に大事なことだと思う。 頑張ろう。

    • チェルシーバタースカッチ

      チェルシーが今月末で販売終了するらしい。 チェルシーは母方の祖母がいつも箱の飴を持っていて、会うたびにひと粒ずつくれた。 一箱12粒入りとかだったかな。 なんとなく箱ごとちょうだいって言えなくて、いつもひと粒ずつもらってたから余計に美味しく感じたのかもしれない。 ヨーグルトとコーヒーもあって、今ならコーヒーにすると思うけど、あの頃はバタースカッチ一択だった。 だからチェルシーのエコバッグ見つけた時思わず買ったよね。 この間ローソンでコラボの大福売ってて美味しく食べたんだ

      • 今日は親友にちょっと遅れた誕生日をお祝いしてもらってchampagne飲んじゃいました。 帰りの駅で酔っ払いの女の子に絡まれて?抱きつかれたけど、「もしやスリじゃ?」とずっと思ってた。 とんでもなく遠くに帰るようだったから駅員さんに引き渡してきました。 無事に帰れたかな?

        • 大笑いの1日

          あの日、変わった形の橋の下で親友が言った。 「最初はすごくショックだったけど、さすがに何回もあると慣れていくよね」と。 彼女は今親の介護をしている。 遅かれ早かれいずれそう言う日が来るけれど 何がきついって親が親じゃなくなっていくことを目の当たりにするのが1番つらいかもしれない。 私たちはしばらく連絡取れない時期が続いたけど、その間そんなつらさを咀嚼していたのかなーなどとぼんやり考えた。 私自身もコロナ禍でそのことは何度も覚悟しているつもりだったけど幸い親は元気でいる

        金の道を簡単に手放してはいけない、と思う。 家事育児は素晴らしいことだけど 金の力は大きいし、現実問題お金がないと生活できない社会に生きているので どんな手を使っても自分の金の道は自分から断たないこと。 自尊心を保つためにも本当に大事なことだと思う。 頑張ろう。

          感情

          そっか、とうとうか。 思い切って手紙渡した。 いつも目の前にいたのに急にいなくなる事実に耐えられず。 まあ返事がないのが答えだよね。 そう思って終わりにしたあの春の日。 それからもなんだかんだと話したりして あっという間にあれからもう5年半。 婚活してたのは知ってたから もしかしたら遅いぐらいだよね ちょっとびっくりしたけどおめでとう。 そう言えてよかったなと今更だけど思ったわ。 正直今はあの時の気持ちはなくて この間会いたいと思ったのも君ではなく 一瞬だけ感情だ

          私はいつかこの思い出に頼って生きていくだろう。 だから今そのためにできることをするのだ

          私はいつかこの思い出に頼って生きていくだろう。 だから今そのためにできることをするのだ

          どんな気持ちで見上げても 桜は桜だ

          どんな気持ちで見上げても 桜は桜だ

          いつも 楽しいこととか幸せとかを外に求めていた。 でも今は違う。 今そこにある幸せに気が付けていることが 心から幸せだと思う。 サバ缶を出して炒めたり 桜の向こうから月を見上げたり ふとした瞬間に 幸せだと気がつくこと 今がそうでよかった 間に合ってるって感じるから

          いつも 楽しいこととか幸せとかを外に求めていた。 でも今は違う。 今そこにある幸せに気が付けていることが 心から幸せだと思う。 サバ缶を出して炒めたり 桜の向こうから月を見上げたり ふとした瞬間に 幸せだと気がつくこと 今がそうでよかった 間に合ってるって感じるから

          会わなかった時間を 言葉で埋めるかのように たくさんたくさん話して笑った。 桜が咲くにはまだ少し早い 夜の皇居の散歩でした いつかこの瞬間が思い出に変わる日が来る その時この3人でそのことを話せたらいいなと思う。 いくつもの思い出を積み重ねて 人生は今日も進んでいく

          会わなかった時間を 言葉で埋めるかのように たくさんたくさん話して笑った。 桜が咲くにはまだ少し早い 夜の皇居の散歩でした いつかこの瞬間が思い出に変わる日が来る その時この3人でそのことを話せたらいいなと思う。 いくつもの思い出を積み重ねて 人生は今日も進んでいく

          ハッピーバースデートゥーユーと歌う 思い出が必要なのは僕の方 その言葉が不意に浮かんできて 泣きそうになる。 心の奥をしんみり湿らせて 笑顔で何回も歌う。 これから先も何回も歌う、と思うけど

          ハッピーバースデートゥーユーと歌う 思い出が必要なのは僕の方 その言葉が不意に浮かんできて 泣きそうになる。 心の奥をしんみり湿らせて 笑顔で何回も歌う。 これから先も何回も歌う、と思うけど

          そう。

          突然理解した。 そこはスーパーの片隅にある空きスペースで そこで買ったものを食べたり飲んだりできる、 そこに母と2人で座っていた時だった。 その日も少し遠目のスーパーまで歩いてきていた。 なんとなく「ちょっとお茶する?」というと嬉しそうにお茶しようとそれまでよりも早歩きでその空きスペースを探してすっかり座った。 そこで飲むコーヒーを購入してるとき 突然それは降りてきた。 そうだ 私は母が老いていくことを認めたくないんだと。 母は年齢よりも若く見えるし、実際毎日ジムで踊

          幼なじみ

          もう4年も前のFacebookの投稿を見た。 リアタイで見てたら凹んでたかも。 その報告よりも そこにコメントをしてる友人たちを見て。 もう何年も前に まだLINEよりMAILの方が主流だった頃で Facebookもやってなかった。 「すごい美顔器があるんだよ」ってメールきた。 その時化粧水を手作りしていて肌の状態もすごく良くなっていたので、美顔器にも興味あったけど それも含めて近況報告なんかを返信した記憶。 でも多分そのあと半年ぐらいして 同じ文面がまた送られてきて

          なんとなく

          スーパーの棚でふと見かけた虎斑霧島。 大して飲めないくせに変わった霧島とか見ると つい気になってしまう。 レジに並んでる時間が長くて 手に取るまで十分だった。 お盆だから、という口実で 今からちょっと飲むと言ったら 「こんな時間に?」と言いながら 一杯付き合うという友達。 お互い準備して 写真撮って乾杯のLINE。 オンラインでもオフラインでもなく でもなんとなく繋がってる感が気持ちいい。 録画撮り溜めを流し見しながら LINEしたり。 やった後悔よりやらなかった

          夏越えの祓

          生きていく上で受け入れるしかない 体の変化を持て余す。 どうすれば受け入れたことになるのかと思いながら、今はただ歩き回るしかない。 おそらく誰もが人知れず そんなことをしているのだろう。 高校生ぐらいの子供を見ると このぐらいの年頃の子供がいてもおかしくないんだよな、とか急に思いだすのは何なんだろうね(笑) 猫も犬も虫も あらゆるものが1人で死んでゆく。 死ぬとき1人でいたくないといっても きっとそれも幻想なのだろうと思う。 同居していた祖父も、危篤に駆けつけた祖母も

          2020年5月の忘備録

          2020年の5月の記憶として。 ここのところ、自分の人生にあまり不満がない。 そのことをよく感じた2020年の5月でした。 階段でいうところの踊り場にいる感じ。 また階段を登ればしんどいことも出てくるだろうけど この落ち着いた穏やかな心の凪を 覚えていられたらいいな。 振り返ってみると こんなに落ち着いた感覚は初めて味わうかも。 かも、というか本当に初めてかも(笑) これは多分なにかを手放した、ということ。 出来ないことを受け入

          2020年5月の忘備録

          風船玉🎈

          そこは面白い場所だった。 みんないろんな色の風船を持っていて それを膨らませたあとその中に入る。 入ると風船ごと消えて、しばらくすると戻ってくる。 そんなことを繰り返している人々を観察する。 よくよく観察していくと その風船の色によって消えてる間にできる何かが違うようだった。 単色よりもいろんな色が混じった風船はいろんな人に欲しがられていて、中には売り買いしている人もいるようだった。 目の前の人は濃い緑と薄い緑のマーブル模様の風船を今から膨らませようとしていた。抹