コンカフェに200万ツッコんだ話 ④
一度、コンカフェという店を体験し、8万円という自分としては高い金額を使ってしまったので「もう二度と関わらない」。
そう思っていたのに、縁が断ち切れなかったのは、ツイキャスってもんがあったからだろうな。
これを書いている2023年10月の時点でもツイキャスという配信サイトでは多くのコンカフェが女の子に配信をやらせている。
俺がハマったコンカフェもツイキャスでその存在を知ったのだけど、あれ便利なんですよ。
俺みたいなさびしい独身男でも、仕事終わったあとのさびしい時間帯に相手してくれるので。
だから・・・もう見ないって心に決めてたはずなのに、ついつい見ちゃったんだろう。とびきりさびしい日とかあって。
そんなわけで完全にそのお店とは縁が切れず。
ただ俺は関西に住んでいて、秋葉原のその店には簡単に行ける距離じゃなかったから。だから大丈夫と思っていた。
コンカフェ嬢と連絡をとるのに必須なのはツイッター(現エックス)だった。
遠隔で、ドリンクを奢るごとにお礼のDMが来て。でもそれに全部返信していたら関係性が出来ちゃって、「お店に来て」、「会いたい」なんてことになっちゃう。
だから、連絡はマメに返さなかった。
それでもさびしい時間帯は、やっぱりツイキャスしかなくて、今の言葉でいう「推し」ってやつですか!?
俺がハマったコンカフェ嬢Mちゃんを推すことになってしまって、彼女が配信に出るたびに俺はドリンクを奢っていた気がする。
そんなふうになっちゃったら、向こうも。これはまだまだ引っ張れるな、となって、夏の時だったか「浴衣イベントがあるんだけど来ない?」ってDMが来た。
断るのが大のヘタな俺は、どうしたものかと困りあぐねて、唯一の女友達に相談した。
「んー、無視すれば?」
って言われたんだけど、(本当はそんなことどうでもいいことなんだけど)浴衣イベの時に来てくれたら特別チェキってのがあって、それを渡したいって言われてるんだよ、とか言って相談したんだ。
すると、その子は「じゃあ、『次行けると時まで預かっておいて』って言えば?」とアドバイス受けたので、その通りに返事をした。
相手は困惑してたけど「わかった」と返事し、その場を何とかまぬがれた。
そこから経緯を思い出せないんだけど、ハロウィンのイベントの頃に、また「来れない?」って連絡が来たんだ。
初めて会ったのが6月で、それから四ヶ月ほどの付き合いになってしまって、もう断れないなって俺は本当に馬鹿だったと思う。
次はその話を書こう。
あと今回、書き忘れてた話もあったんだけど(ここまで書いて思い出した)、それも書き出すと長くなりそうなので、まとめて次に書こう。
まあ、こうやってふり返ってみると、孤独なおじから如何にして金を引っ張るかっていうテクニックに長けてたんだと思う。Mちゃんは。
もちろん相手が無一文ではそんなことは出来ないわけだが、僕はそんなに稼ぎも良くなくて。無限に使えるわけじゃなかったのに、結果200万ほど使ってしまった。
これはひとえにMちゃんのスキルが高かったということだと思う。
もちろん俺が馬鹿だったという前提なんだけど。
でも、わざわざ東京まで足を運ばせた訳だから、あいつのテクはえぐかったんだな、と今になっても思う。
いい勉強になったな。
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