ラジオネーム私論

は~いこんにちは〜(粗品さんのイントネーションで)

下半期いかがお過ごしでしょうか。もう「下半期」と入力すると「下半身」と間違えていないか、そればかり気になる今日この頃の私です。
私はといえば上半期に色々な良い出会いがあった反動で下半期になにか不幸が来ないかも不安です(一応、とあるパーソナリティーに不幸が訪れてもショックを受けないようなフォローはもらいました。)

で、今日のテーマが下半期というより定期的に話題になりやすい「ラジオネーム、複数使い分け」について書こうと思います。

前から何度も知り合いの間では話題になることがあったものの波があるというかそれがどうこうなる訳でもなかったので私は大した反応をしていなかったのですが、先日2日に放送された「らじらーサンデー」においてリスナーの間で同様の話題が再燃していました。

今回は(というか今回も)似たような流れで議論が過熱していたのでいい加減自分のスタンスも言っておいた方がいいのかなと考え、ここに記しています。

見ての通り本題に入るまで既に400文字を使っている長文おじさんなのでTwitterでお気持ち表明するのはスペースが足りませんし、現状のTwitterで情報発信したり情報収集するのにすら一苦労で、今はむしろイーロン・マスクさんへの愚痴が溜まりつつあります。

閑話休題

複数のラジオネームの使い分け

らじらーサンデーでの事例の前にそもそも「ラジオネームの使い分け」という方法についてですが、私の短いラジオリスナー歴の間でも何度となく触れてきました。

使い分けされているリスナーさんの理由を(私がわかる範囲で)大まかに分けてみると、

①番組ごとのテイスト、パーソナリティーによって使い分ける
②採用率を上げるために使い分ける
③深い理由はなくて(ラジオ以外の要素で)で使い分ける(完全に変えてしまう)。
④その他

といったところでしょうか。
①が私の感覚だと一番よく目にするパターンで、例えばラジオネームがちょっと昼のラジオには使えない単語が入ってるとか固有名詞が引っ掛かる可能性がある、などがありました。③はリスナーさん自体の気分や要因に拠って変わるパターンです。

今回らじらーの事例でいくと①のパターンと、採用率に関する②のパターンが絡んでくるから話が大きくなりやすいのではないかと考えています。

そもそもラジオネームを変えたところで採用率が上がるのかというと、そんな統計が見当たらない(あっても個人単位だろうしサンプルが少ない)から断言はできませんが、でも「いろんなリスナーさんのメールを採用しよう」と番組側が考えてラジオネームを見ながら選別されているとしたら、複数のラジオネームを使って同時に投稿することでうまくいけば採用数が増える、という仮説も成り立ちます。

②のパターンでメール投稿をしている人が「あくまで採用されるためのスキルの範囲であり、番組側も禁止していない」という立場であれば、このパターンは完全になくならないと思います。
(これは今回のらじらーの件で該当する方を指すものではありません)

実際に私も過去に採用が減った際にどうやったらまた採用されるのかを探って複数のラジオネームを使ったことがあります。私のnoteのプロフ欄がその名残です。
(このことを書いておかないとさんざん講釈垂れてるのに不公平になるので)
もう一つ付け加えると、他の番組でトークの流れやボケメールという形でラジオネームを変えて送ることは現在も行うことがあります(私が投稿していた番組の言い方を借りるといわゆる「なりすましメール」です)。

ただ複数ラジオネームで投稿を続けなかったのは、結局自分の場合それをやっても大して採用数は増えなかったことと、その当時も今回と同じような議論が起こっていろんな意見を見て「自分だけが採用されて良いわけではない」と戒めてラジオネームを一本に絞って投稿するに至りました。

またなりすましメールについてはそれ自体がボケとして成立しないとまさに今回のような問題につながりかねないので、ちゃんとボケと分かるような文体にはしますし本名や住所も記載して番組側に同一人物であることを伝えるようにしています。

要は番組と自分と他のリスナー同士が気持ちよく番組に参加するための自己的なマナー遵守とでも言いましょうか。

マナー

ここまで長々と書いてきましたが、余程のことが無い限り「ラジオネームは一人一つまで」なんてルールができるとは思いませんし、どこからどこまでがセーフでどこからがアウトなのか、リスナーによって判断がバラバラだから、つまるところお互いの気遣いでやれるところまでやるしかないのだと思います。それ以上はどうしようもない。

「それ以上」と書いた部分なのですが、結局これまでこの話が再燃するのって、つまり「これは私が送りました、これも私が送りました」というような一種のアピールが顕在するからではないでしょうか。

こんなに長々書いて身も蓋もないところに着地してしまった感じも否めませんが、ラジオを聴いているだけでは「この人、ラジオネームを複数使い分けているよな」なんて気づけないと自分は思っています。

でもこの話題が度々起こるのは、結局誰かがラジオネームの事を他で開示しているからであって、ここまでくるとメール投稿のマナー云々だけでなくネチケット的な話も絡んできます。

ちなみに、今回の件を自分が読まれない理由にするのはいかがなものか、みたいな論調も散見されましたが、読む読まれないではなくて気持ちよく番組を聴けるかどうかが大事だと思います。
(あと内容の虚偽云々については本記事では論ずるに値しませんのでここ以外では触れません。)

私は大した見返りもないのにコツコツとメールを送る人たちが(実際会ってみてどうかは別にして)そこまで悪い人たちではないし分別がある人達だと思っているので、こうして議論されることでリスナーの空間自体が成熟してくものと期待しています。




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