2021年 ラジオ観測(7~9月)

えー、この「ラジオ観測」、今年は年末にバタバタ思い出しながら慌てて書くのが大変だから3か月おきに書くって決めて書いてたはずなんです。でも今何月ですか。12月ですよ。というか一週間前やないか。

誠にすみませんでした(とりあえず誰かに何かを謝るスタンスで場を収めるTHE日本人スタイル)

まぁ、9月にいろいろあったから多少はね?(その話は後述します)

とりあえず思い出しながらなんとか書きます。多分すごく薄ーいないようになりかねないので、とりあえず覚えていることだけ書いて、あとで思い出したことは追記することになると思います。

7月 二人のえげつないパーソナリティ

この月、新たにメールが採用されたのが「SOL教育委員会」「スーパーササダンゴマシンのチェ・ジバラ」です。

SOL教育委員会は、おそらくこの番組のリスナーさんに知らない人はいないであろうレジェンドパーソナリティーの一人、グランジのとーやま委員が務めています。
「知らない人はいないレジェンドパーソナリティ」というのは、とーやま委員がもともと2020年の春まで「School of Lock」で「とーやま校長」として長年パーソナリティーを務めていて、リスナーといろんなアーティストを結ぶ存在として活躍されていた方です。僕はSOLのヘビーなリスナーではなかったけど(これは自分が関西出身でFMラジオはFM802で育っているのも多少影響しています)、ラジオを聴いていたら絶対に名前を聞く人だったし、多分アラサー以下のラジオ好きなら絶対に一度は番組を聴いたことがあると思います。

SOLそのものの紹介はほどほどに、昨年そのパーソナリティーを退任された遠山さんが久々にSOLブランドの新番組をこの春から始められたとあって当時のリスナーさんも現在のSOLリスナーさんも集まって聴いているのではないでしょうか。(遠山さん自体はそれまでも他番組のMCもやっていましたけどね)
とーやま委員とスタッフさんとのやり取りも当時と変わらないですし、それでいてメールテーマは若干SOLのリスナーさんよりも年齢が上の方をターゲットにすることもあって、僕が採用された回も「結婚実態調査」という内容でした。それ以外も仕事やお酒の話題も多く、SOLリスナーの次のライフスタイルについてライトに紹介しているのかなと思います。

一方「スーパーササダンゴマシンのチェ・ジバラ」は、説明が非常にややこしいです。

なんせ、覆面レスラーがラジオ局の放送枠と機材を自費で買って放送するというスタイルも、放送内容の前衛さも形容しがたいものだからです。

そんな訳の分からない番組を聴き始めたのは、僕がもともとササダンゴさんをプロレスラーとして認識していたうえで、そのササダンゴさんがプロレスラーらしからぬトークの上手さも知っていたことで、「この人はどんなことを言うのだろうか」とすごく気になって春から聴いていたのでした。

それでいざ聴き始めると、なんと形容してよいのか、まさに「ラジオでプロレスする」を地で行くかのような内容のオンパレード。今まで聴いていたラジオ番組とまた異なる一人のパーソナリティの独演と哀愁が入り混じり気づいたらBSNの停波アナウンスが流れている。そんな番組です。

8月 72日連続

さて8月、世間がオリンピックに沸く中、それに便乗する番組も我関せずな番組も入り乱れるのがラジオのいいところだと思います。

個人的にこの月に初採用された番組が多くて、主に「空気階段の踊り場」、「Creepy NutsのANN0」、「フワちゃんのANNX」、「ティモンディの決起集会」あたりです。

空気階段の踊り場は、今や「キングオブコント2021チャンピオン」といえば通じる人気コント師ですが、番組自体はおよそ4年くらい続いていて枠と時間が変わりながらもリスナーを魅了しています。
かたまりさんともぐらさんの剥き出しの人間味がトークに存分に発揮されているのとコーナーの意味不明さがクセになります。

そんな踊り場がたまに生放送をすることがあって、ほぼ準レギュラーと言ってもいい元巨匠の岡野さんがゲストにきた通称「くずパチ回」にてメールが読まれて、数日後にステッカーとド派手なくずパチビーサンが当たりました。
余談ですが踊り場で採用された回は全部岡野さんが出演した放送なので、僕は岡野さんに足を向けて寝れません。

ティモンディの決起集会は、済美高校出身のコンビ・ティモンディが済美繋がりでFM愛媛でこの春から始まった番組です。
ラジオでのティモンディは、もしかしたら以前の「ティモンディのANN0」を聴いた人なら分かるかもしれませんが前田さんのラジオ愛から滲み出る毒舌と、高岸さんがいわゆるパブリックイメージのボケやキャラクターから少し外れながら喋ったり前田さんを弄ったりして、リラックスした雰囲気で時間が流れています。

で、8月に生放送をするという企画があって(しかも2時間)、普段なかなかメール送れなかったりリアタイできなかった(乃木中あるし)自分もさすがにこれは頭から参加しようと必死にメールを送って採用していただけました。

それ以降は相変わらずメールの採用はないんですけど芸人さんのラジオの中ではすごくリラックスして聴けるラジオだと思うので、これから深夜ラジオを聴きたい・芸人ラジオを聴きたいという方にも優しいと思います(FM愛媛だから高確率でradikoプレミアム必須だと思いますが)

これ以外にANN0やANNXやもっと細かい話(トムブラウンの箱とかヒコロヒーANNXとか公私混同ラジオの話)もしたいんですがマジで文章が終わらなくなるので、また違う機会にこぼれ話として書こうと思います。

9月 何が残せたのか?

9月、まぁ私の近しい方はご存じかと思いますが、月初に会社から人事異動で大阪から愛知へ引っ越すことになりました。個人の仕事の話なんか蛇足なんですがあくまで私個人のラジオライフに関わる出来事なので触れないわけにもいかない。

異動の件には密かに動揺しつつも、過去の異動の時より割とすんなり受け入れられたのは、「まぁ、どこへ行ってもラジオ聴けるか」と思えるようになったからです。順調にヤバイリスナーになっていました。

で、せっかく異動という大きなトピックをどこかで大々的に披露してやろうと計画して、それを実行したのが「ダレハナリスナー交流会」でした。

ダレハナリスナー交流会については以前記事にしたので、そちらをご参照ください。

その交流会での雑談時間に実行委員会へ異動の件をメールで送って披露してもらい、近しいリスナーさんを驚かすことができたので気分的にもうまく消化できた気がします。

あと、委員会メンバーの記事でこの交流会の詳細が載っているのでぜひ読んでみてください。

ずいぶん話がそれてしまいましたが、聴いたラジオの話を。

9月は月初にCBCラジオの復活特番として「ダイノジのキスで殺してくれ」、「快楽シャワー王国」を聴けました。

「キスころ」はダイノジが、「快楽シャワー王国」はココリコというベテラン二組がおよそ20年近く前に放送していた番組で、「#むかいの喋り方」のパーソナリティ、パンサー向井さんが学生の頃に聴いて育った番組でもあって『向井さんを形成する番組ってどんなものなんだろう」と興味深々でした。

ダイノジもココリコも喋りに関する経験値は当然ありますが、ラジオ番組というフィールドならではのトークの雰囲気や当時聴かれていたリスナーさんとのやり取りが「こんなヤバいラジオが地方限定でやっていたなんて」と興奮せざるを得ませんでした。
自分もそれを追体験しながら感想メールを採用してもらえて嬉しかったです。

採用された中で印象的だったのは「24時のハコ」シリーズの「滝音のハコ」。

この番組で、「秋定」という滝音のボケ担当秋定さんのイントネーションを探るメールコーナーができて、それだけに私がやたらめったら送ったことを2週に渡って弄られたのがいい思い出です。

ちなみに最初に7通、翌週に25通送ってました。本当は最終週にも送るつもりが締め切り日を間違えて送れなかったのが2021年のやり残したことの一つです。(次回書くかもしれませんが滝音の新番組で秋定をやってほしいと本気で思っています)

今回の記事の最後に、忘れてはならないことといえば9月は「改変期」だということ。

今年の3月や去年の9月と比べたら自分が聴いているラジオ番組内での大きな動きはなかったのですが、強いて挙げるなら春から聴いていた「らじこー月曜」で見取り図が番組を卒業したこと、「アッパレやってま~す月曜」を含むMBSラジオの夜帯ラジオが大幅な改編で出演メンバーが実質解散したことです。
どちらも在阪局だったことと、自分が大阪を離れるタイミングが重なったのは偶然ですが、その後同番組を聴いていた時間帯は現在に至るまであっちこっちをザッピングしてる段階で定住には至っていません。それだけ見取り図のトークや旧やる月メンバーのトークが好きだったんだと改めて感じています。

まとめ

なんとか9月分まで書けました。印象的だった番組の採用話を中心に書いたのでそこからこぼれた話のほうが沢山あって、やっぱりもうちょっと細かく書いたほうが良いのかなぁなどと思いながら、年内も1週間ありません。今週中にラストまで書けるのか不安です。こうご期待!

・パーソナリティを好きになると音声以上の情報量がラジオから摂取できる。
・地方でも面白いラジオがある(あった)ことを再認識。これを見てる人はYouTubeの切り抜き音源じゃなくてradikoプレミアムに入れ。
・滝音は早く「秋定」のコーナー再開してください。

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