1/13東京空襲犠牲者遺族会事務所でそれまでに届いたアンケート葉書を確認し、回答のあった遺族数、名前公開の対象となる犠牲者数を集計しました(第1次集計)。
 今年の回答遺族は、以下の3タイプに分かれます。
①「名前の展示2022」のアンケート対象者だが回答が展示後になった方(1遺族)
②「名前の展示2022」の報道などを見て個別に申請のあった方(5遺族)
③「名前の展示2023」のアンケート対象者になった方(空襲当時旧城東区在住者)(11遺族)
 
 集計結果は以下です。
①「名前の展示2022」のアンケート対象者 1遺族 公開犠牲者数5人
②個別申請 5遺族 公開犠牲者数19人
③「名前の展示2023」のアンケート対象者 11遺族 公開犠牲者数38人
合計 17遺族 公開犠牲者62人
 
 これまで回答のあった遺族で、犠牲者の名前公開を「承諾しない」と答えた方はいませんでした。公開犠牲者の内訳を区ごとに見ると以下のようになります。
城東区龜戸町 10人
城東区大島町 9人
城東区北砂町 17人
日本橋区 2人
浅草区 5人
本所区 13人
深川区 5人
江戸川区 1人
合計 62人
 
 「名前の展示2023」では、空襲当時、城東区(現江東区東部)在住の遺族をアンケート対象にしたので、城東区在住の犠牲者が半分以上を占めています。同時に、個別申請の遺族を中心にそれ以外の区にもまたがっています。
 まだ回答待ちの遺族がいるので、3/11の展示までには数字が動く可能性があります。

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