来年3月の「名前の展示2023」に向けて、東京空襲犠牲者報告書の整理をはじめました(11/18)。
 今回の対象は旧城東区のファイル。
 現在の江東区・東半分のエリアで、旧町名の「亀戸町」「大島町」「北砂町」「南砂町」からなります。
 
 作業としては、報告書をすべてコピーし、町別に封筒に分けます。
 その際、町別封筒ごとに報告書をナンバリングし、件数を確定します。
 件数は以下になりました。

亀戸町 88件(個人88件、団体0件)
大島町 59件(個人59件、団体0件)
北砂町 31件(個人31件、団体0件)
南砂町 16件(個人13件、団体1件、その他2件)
町不明 1件(個人1件、団体0件)
合計195件(個人192件、団体1件、その他2件)
 
 「個人」とは原則として、遺族が自分の家族の犠牲者名を届けたもの。
 南砂町の「団体1件」は、第四砂町国民学校の同窓生の情報をある個人が報告したもの。
 「その他2件」は、ある個人が独自に調査した名前をまとめて報告したものです。

東京空襲犠牲者報告書のコピーを町別に分けた封筒(左)と報告書を綴ったファイル(右)

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