「建築スケッチ展2022」

今年最後のギャラリーの個展は「建築スケッチ展2022」で終了しました。

ギャラリーオーナーである主人が昨年に続き2度目のスケッチ展を開催、好評のうちに終了しました。

コロナ禍に突入と同時に51年務めた建築設計事務所を退社、在宅での生活をどう過ごそうかと工夫するうち、これまでに訪ねた好きな建築や、憧れのままの建築の絵をスケッチブックに描き始めてから面白くなったらしく、昨年はほぼ毎日描いていました。

今年は所属する「NPO法人大谷石研究会」で新しい写真集を出版するための準備に携わり、色々忙しい事が重なって、毎日と言う訳には行かなかったようですが、用事がない日には机に向かっていました。

今年は色鉛筆の色が増え、サインペンなども使って、モノトーンに近い絵から、鮮やかな絵も色々。
合計23点を飾ってオープン。
今回は届いたばかりの「大谷石 未来へ」という写真集も一緒に並べて置きました。
訪ねて下さる皆さんは、それぞれに楽しそうに眺めて下さいました。

今年は展示したスケッチをまとめた「ポケットブック」も少しだけ制作。

初日は緊張と久し振りの絶え間ないおしゃべりに疲れた様子でしたが、2日目、3日目と余裕が出て来ました。

最終日の夕方には「チバコーヒーGO」さんが駐車場に出店して下さり、
美味しい珈琲をいただきながらそれぞれにおしゃべりでクローズしました。

3時半から5時半、一年で一番日が短く冷たい風が吹くこの時期に、温かい珈琲と雰囲気のある珈琲屋さんの出店は嬉しく心休まるものでした。

昨年気に入った絵に合う絵をと、早々に訪ねて下さった方や、
一人で2枚も買って下さる方もいらして。
本当にありがたい事でした。
それでも自分が気に入っている絵が売れないと一喜一憂。
個展は思うようには行かなくて当たり前ですがもどかしいものです。

訪ねていただけるだけでもありがたい事ですのに、たくさんの素敵な花やお菓子、果物をいただいて本当にありがとうございました。
また来年も開催出来ますよう、体調を整えながら頑張って欲しいと願っています。