「鈴木 稔 陶展」が終了しました。

2016年12月

鈴木稔さんに初めてお逢いしたのは
自宅近くにあった「ギャラリー芙蓉」さんでした。
個展をされる度に、こんなにも変わって行く作家さんは他に知らないので、毎回新鮮な驚きでした。

後に、震災後の益子復興のお手伝いとなる「益子陶器市ツイート」を立ち上げて下さったのが稔さんでした。
私の微力な声かけを大きな力に変えて下さいました。

その稔さんにうちのギャラリーで個展をしていただける!
2016年の締めくくりに最高の個展になりました。✨

本当は11月の末から12月の初めの予定でしたが、薪の手配が遅れクリスマスの季節になってしまうとの事。
ならば思いきりクリスマスカラーの個展にと。

陶のマリア様と母子像それから可愛いオーナメント
小皿は形も種類もさまざま。

今回は「ネットでは3分で売り切れ」の
グラノーラ作家のHaruka's Ovenさんのお菓子とのコラボも実現!

まずは会場をぐるりと見渡してみて下さい。
おそらく300点くらいにはなる作品は、どこから眺めても壮観で楽しく」美しく。

今回は10日間という長い会期だった為、前半の週末にワークショップも入れていただくという豪華さ。
フリーカップとパスタ皿、、どちらも思った以上に難しく、失敗して落ち込む参加者の目の前で稔さんがちょっと手を触れると、、
あら不思議!あっという間に滑らかにステキな仕上がりに。💛

陶芸家としての稔さんの力強い腕に見とれてしまいました。

欲しかったものはいろいろありましたが、今回の個展の記念に私が選んだのは薪窯の火の勢いで、来年の干支の酉がアームの下に潜り込んでしまったこのピッチャー。
作ろうとして作った訳ではない偶然の産物。
最後まで残ってくれてありがとう。
愛おしい良い記念になりました。

小皿や小さなマリア様、箸置き、フリーカップ、、また食器棚が賑やかになりました。
今一番のお気に入りはこの釉薬が美しい湯呑み。
手のひらで包む感じがとても心地良いです。

やって良かったと思っていただけたら良いなぁ。
またいつかここでやっていただけたら良いなぁ。。
嬉しい夢がまたひとつ叶った年末でした。
鈴木 稔さん、本当にありがとうございました。
そしてまた今後もどうぞよろしくお願い致します。