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『幸せは認識するもの』

『幸せは認識するもの』
歳を重ねるって、いいなと思う

今日は、人生の中で経験した事がないくらい「心が穏やかだ」

しとしと聞こえる雨音
コ-ヒ-の湯気と香り
洗濯機が、頑張ってくれている

あぁ、幸せ…

歳を重ねていくうちに
幸せの定義が変わっていった

若い頃は
バブル経済の価値観が残っている時代だったから、海外旅行とか高級レストランでディナーするのが幸せなんだと思っていた

人生で1番の幸せは?と聞かれて「子供を初めて抱いた瞬間」と言っていた頃もあったな

たしかに、そうなんだけど
幸せって、色んな種類があると今は思う

特別な瞬間の幸せもあれば
毎日、味わえる幸せもある

とんでもない不幸だと思った出来事を、あの時があったからとコツコツと反転させてきた幸せもある

幸せになるには
幸せじゃない事の経験が必要だと思う

人間の脳は、相対的に比較しないと認識出来ないから

歳を重ねると自然に、大切な人の死や、なんの光も見えない絶望の一つや二つ、なんとか乗り越えている

絶望との相対比較が出来るから幸せ感度が繊細になる

絶望の先に幸せがあるなんて、若い頃は思えないけど

もしも、絶望のさなかにいる私に出会えたら
「あなたは幸せになれるよ」って伝えたい

幸せは、与えられるものでも、与えるものでもない気がする
買うものでもないし

「幸せは、認識するもの」

絶望を経験しているあなたは、幸せを認識出来る様になっている

だから、あなたは幸せになれるんだよ😊

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