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ミュージカル「マタ・ハリ」(2021)ライブ配信【動画制作用プロット】


●概要

作曲、フランク・ワイルドホーン。
シンプルだけど心に響くメロディライン。
盛り上がりの緩急などが日本人好みだとおもう。
ご本人も日本だいすき。
奥様は元宝塚の和央ようか。

主な作品
ジキル&ハイド (1990年)
スカーレット・ピンパーネル (1997年)
ルドルフ 〜ザ・ラスト・キス〜 (2006年)
DEATH NOTE(2015年)

●みどころ

舞踊のオリエンタルなシーンと戦時中のヨーロッパ上流階級の華やかさ、
戦争の泥臭さが調和するのがすごい。

途中でいろいろ暴露される部分が多いが、それもわかりやすい。

ワイルドホーンの感情に訴える曲が多いので、山場がいっぱいあるような感じで少し重くも感じた。

ラストの演出はすごくすき。

●ストーリー

1917年、第一次世界大戦のヨーロッパ。
パリで人気のダンサー、マタハリは戦争中であっても敵味方関係なく各国で公演するほどの人気。

それに目をつけた諜報軍人のラドゥが、スパイをしてくれと言ってくる。
断ればお前が隠してることを暴露するぞ・・

そんな中、ごろつきに絡まれてるところを助けてくれたアルマンと恋に落ちる。

ラドゥのスパイ要求はしつこく、1度だけという約束でスパイを引き受ける。

●キャスト

マタ・ハリ 柚希礼音
しっかりした骨格に細いウェストと安定感。
きりりとした表情はジャワ舞踊に合っている。

ラドゥー 加藤和樹
孤独や葛藤が似合う。
涼しい顔に圧がつよい。
抑えたオケで歌う部分やピアニシモで感情を乗せる表現も。
演技が大きい、大劇場で後ろまで見える演技。
苦悩と葛藤の強い演技が素晴らしくて、つい、ファントムのDVDを買ってしまいました。

アルマン 三浦涼介 
まっさらな誠実さでマタ・ハリが貫禄ありすぎるので年下感が強かったが、懸命に立ち向かう純真なところがよかった。

マタハリの衣装係アンナ はるかぜひとみ
長年マタハリを支えてきたという安心感がつよく、一度拒絶されたときの悲しみがとても響いた。

●劇場

配信。
東京公演はブリリアホール

ライブ配信、 上演前後に舞台裏映像が少しみれる。
下からのあおりカメラの迫力がすごい。
後方暗いところの演者も見やすい。


●公演概要

東京公演 2021年6月15日〜27日 東京建物Brillia HALL

愛知公演 2021年7月10日〜11日 刈谷市総合文化センターアイリス大ホール

大阪公演 2021年7月16日〜20日 梅田芸術劇場メインホール

https://www.umegei.com/matahari2021/

キャスト・スタッフ
キャスト
マタ・ハリ(Wキャスト):柚希礼音 愛希れいか
ラドゥー(Wキャスト):加藤和樹 田代万里生
アルマン(Wキャスト):三浦涼介 東啓介
アンナ:春風ひとみ
ヴォン・ビッシング:宮尾俊太郎

鍛治直人 工藤広夢 飯野めぐみ
石井雅登 伊藤広祥 上條駿 竪山隼太 中川賢 中本雅俊 森山大輔
彩橋みゆ 石井千賀 石毛美帆 桜雪陽子 Sarry 鷹野梨恵子 原田真絢

スタッフ
脚本:アイヴァン・メンチェル
作曲:フランク・ワイルドホーン
歌詞:ジャック・マーフィー
オリジナル編曲・オーケストレーション:ジェイソン・ホーランド
訳詞・翻訳・演出:石丸さち子

企画・制作:梅田芸術劇場
東京公演主催:梅田芸術劇場・東宝・アミューズ

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