2023/6/13からの(マッチングアプリで出逢った)M君とのこと
【このお話の前はこちら】
6月13日(火)
18時02分に、
「今日はCDをお返しに行っても大丈夫でしょうか?」
と、送ってみた。
絶対にメッセージに気付いているはずなのに、なかなか既読にならない。(後日、iPhoneなら既読を付けずにメッセージが読める事を知ったけれど、私はAndroidだから、この頃はよく知らなかった)
出発するのが遅くなると、もちろん帰りが遅くなる。
ダメならダメで返事よこせよー
と、思っていると、雨がものすごい勢いで降ってきた。
携帯で予報を見ると、22時頃まで降る様子。
私の車のワイパーは壊れていて、片道1時間半かけて、夜にM君の住む町まで行くのは、危険かもしれないと思った。
こちらは
「とりあえず早く返さなきゃ」
と思っているけれど、
何せ相手は急いでいない。
今日はやめた方がいいということなのだろう。
「すごく雨が降ってきちゃいました。
ワイパー壊れているから、
今日はやめておきますね」
すると、既読がつき、返信がきた。
『こんばんは。
お仕事お疲れ様でした。
××は晴れてるよ。
今日はどんなお仕事でしたか?』
数日前の出来事など、何もなかったかのような普通の返信。
さらに
『またお部屋に行くね』
と、送ってきた。
「何故 そのようなお考えになるのでしょうか……?」
『嫌なら大丈夫ですけど』
その日の夜は、返信をしなかった。
もちろん嫌ではない。
けれど、また元のように戻ることを望んでいるのなら、
なぜいつも
『言いすぎちゃった。ごめんね』
などということを言ってこないのだろう、この人は?
何故も何もない。
彼はおそらく《アスペルガー症候群》だと私は思っている。
一般的な《何故》には当てはまらないのだ。
理由などなく、その時に言いたいことを言ってしまうんだろうな、
と、思っているんだから、それ以上考えても仕方がない。
6月14日(水)
13時まで待ってから、メッセージを送った。
「だってさ、
また同じこというけども
会いたくない
って、M君の方が 言ってきてるんだからね。
そしたら、
CDもうちょっとお預かりしていても大丈夫なのかな……」
「それからね、
また同じことの繰り返しにならないかな、
って思うのね。
私はM君の恋人ではないし、
これからも、なれないです。
だから、
M君のために自分が変わることはないし、
変えるつもりもないです。
それに、
アプリを退会して、って言われて、あのときは退会したけど、
【気になりましたらこちらへ】
再登録が可能な時期になったら、また登録するつもりです。
マッチングした男性にも、会います。
こんな私でも、仲良くできますか……?
お部屋に来ること、できますか……?
それでもいい
っていってくれるなら、
私は嫌ではないですよ。
私は最初から、
そういうつもりで仲良くしたいと思っていましたので……」
昼間のうちに既読はついたけれど、
M君から返信がきたのは夜だった。
『相手の事を考えない発言すると繰り返すと思うよ。
私以外の男性であっても。
仕事 変えたらとか、お母さんとお風呂入っているのとか言ったら誰とでもトラブルになると思う。
まだ○○歳なのに、何故 正職の仕事しないで、派遣なの。
定年までまだ20年くらいあるよ。
とか娘と一緒に何故住まないの。とか言われたら嫌でしょう。
私は相手の気持ちをくむから言っていないけど』
またまた予想とは全く違う返事だ。
こちらが言っている《繰り返す》ことが、全く理解されていない。
よくこんなにも自分に都合よく解釈できるものだな……
私はもちろん、
「会う とか 会わない とか
やっぱり会いたい とか を、あなたが繰り返すことになるでしょうよねっ」
と、言ったのだ。
《トラブルになる》って。
こちらからしたら、
原因はいつもあなたの方ですよ。
お母さんとお風呂の話、
ちゃんと返事してきたけど、嫌だったのか。
私は自分の本職をちゃんと教えたのに、
《正職の仕事しないで》って、どーゆーこと?
しかも、あなたこそ、大学卒業から10年以上もそうしてきたのに、
よくまぁ人にはそんなこと言えるよね……
そーゆーことは、学生ではなくなってから
ずっと正社員で働き続けてきた人が言えることでは?
娘と一緒に、何故って?
県外に就職した娘と、どうやって一緒に暮らすのさ。
近くに一人暮らししてるっていうならまだしも。
言わないけど、って。言ってるじゃんか。
そもそも相手の気持ちをくむから、って、
もっとくむべき瞬間たくさんあったけどねっ!!!
どうせ結局またすれ違いそうなのに、喧嘩腰になっても仕方ないので、
大人の私はいつものように見逃してあげた。
自分の本職を改めて。
【気になりましたらこちらへ】
なぜ派遣でも働いているのかを改めて。
娘とのことも改めて。
そして
「隠していることでもないし、聞いてくれたら誰にでも答えられます。
気をつかって質問しなかったのですね?
何でも答えるから聞いてくれたらよかったのに、と思います。
そんなこんなも、もっと会って直接お話できたらいいのにな、
って思ってしまいました。
文章じゃ、うまく伝わらないことが多いと思うので……
お母さんとお風呂、
って、あんまり仲良しだから、ちょっとやきもちをやいて言ってしまったのです。
ごめんなさい」
『詳しくありがとうございます。
またお部屋で過ごしたいですね。
○○ちゃんがSE○目的なのはびっくりです』
「何にも聞いてこないのは、
私に興味がないからだと思っていました。
SE〇目的
なんて、いつ言いましたっけ……?」
『私は最初からそうゆうつもりで
と』
「疑似恋愛的な
っていうことです。
お互い相手が決まっていないなら、探しながら仲良くできればいいかな、
って思っていた、という意味です。
でも、今はそう思ってくれた方が気が楽かもしれませんね。
私の家は、無料のソープとか、
私のことは永久無料のレンタル彼女 とかくらいに軽く考えてくれたらいいのかと思います。
M君がいつか、理想にピッタリの恋人を見つけられることを祈っています。
今日、派遣のお仕事のお給料を受け取りました。
手渡しで貰ったのですが、そのときに同年代の社長に対して
《この人とは30万くらいくれるって言われても絶対にできない》
と思いました。」
『他の男性と会うのはちょっと嫌です』
いや、だから、
またもう繰り返してるじゃんね。
「それは無理ですよね……
私は再婚したいわけではないけれど、パートナーが欲しいです」
『そっか。他の人いるなら、私 部屋に行く意味がない気がします。
SE〇上手い人なかなかいないから大切にしないとよ』
よく自分で上手いとか言えるよね……
誰かに言われたことあるんかい。
「ですから、
それでも来たいと思ってくれるのなら来てくれていいし、
嫌でしたら仕方ないですよね、
ってことですよね……
でも、
この間言ったことは本当です。
一人で来た男性も、
お泊まりしていった男性も、
M君が初めてです。
上手いのかそうでないのか、比べることが出来ないのでわからないですし。
ただ、
M君が相手だとできる、ってことだけが現在の事実です」
『仲良しでいたいです』
『お部屋 楽しかったです』
「では、CDは次に会うまでお預かりしていても大丈夫でしょうか……?」
『はい』
「ではお言葉に甘えますね」
『また一つになりたいです』
その次の日からは、仲良しに戻って、
天気の話や仕事の話、テレビ番組の話をしたり、
お疲れさまとか、頑張ってとか言い合ったり、
見た物の写真を送り合ったり、
普通のやりとりが続いた。
ある日、化粧ののりが良かったから
自分の写真を撮って、送ってみた。
『可愛いですね。女性らしい可愛さが特に高いです』
『この前、私とお泊まりしたから、可愛らしさ増えたかもです。
ホルモンの関係などで。』
『また下さいね。
今日は本当 可愛いね』
そして、『ありがとう』のスタンプ。
可愛くなったのは自分の手柄だとの主張は引っかかるけれど、
こんなに可愛いとストレートに言ってもらえると、
嬉しくて仕方ない。
またたまに
「え、どこかで見てた?」
と、ビックリするようなことを言ってくることもあった。
「よくわかりましたね」
と言うと
『生まれつき何でもわかってしまうんだ。
何故だろう』
との返事。
わからなくはない。
私も自分の直感に、自分で怖くなることもある。
M君も直感力が優れているんだろう。
「私達、直感力で引き合ったのかもしれないですね」
『うん、私達の出会いはすごいと感じます』
次にいつ会えるかの話になっても、
相変わらず決められない。
以前からそうだけれど、いついつはどうかと聞くと、
××のLIVEだの△△のLIVEだから、
などと言ってくる。
よく、いろんな人のLIVEに行っている。
いつもお母さんと一緒だ。
長年応援しているミュージシャンも、あまり大きくないライブハウスで
けっこう頻繁にLIVEをしているようで
「またその人?」
と思ってしまうことが何度もあった。
6月23日
マッチングアプリを退会して30日が経過したから、再登録をした。
そして、M君に、そのことを伝えた。
「裏で とか こっそり とか
言われたくないから、お知らせしますね。
もし、この先、マッチングした人と会うことになったとしたら、知りたい?
どんな人とか、どんな会話してとかまでは言いたくないけど、
会うとか いつとか
知りたいならお知らせすることにします。
嫌な気持ちになっちゃうから知りたくない、っていうならお知らせしないし……」
『そうですか。。
再登録ですか』
涙を1粒流している絵文字がついていた。
でも、こちらは退会しても、M君は続けていたのに
再登録にガッカリするのはおかしいよね?
って話なんだけど。
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