マリと開運と私 2023/3/20 最強開運日(春分の日)前日

マリにLINEをしてみた。
大晦日に会ったときに、冬至とか夏至とかは大切にした方が良いと言っていたから、春分の日はどう過ごすべきなのか?と思ったのだ。
YouTubeでよく観るものでは、玄関のお掃除をすると良いと言っていた。

春分の日だというだけではなくて、最強の開運日らしい。

「新しく始める、使い始める、が、いいらしいよ。
牡丹餅を食べるのも良いし!掃除も良い!
気持ちを込めて掃除すれば、どこでもいいよ。
テーブルの上でもシンクでも。ただ、玄関は、良い気を取り入れる場所だから掃除 なんだろうね~
例えば、今夜のうちに、玄関キレイにして、明日気分良く出かけるのは?
気が整った状態で家を出るって、いいよ!

あ、1つ お願い。
5分でいいから、瞑想しよ!
ここから、ホントの自分でしか生きられなくなるから。
自分と繋がるために、瞑想しよ!」

私はとりあえず、玄関の掃除をした。


その夜、
派遣先で友達になったともえさんから電話があった。

私は、基本的にはLINEはよほど親しくなった人でないと交換しないことにしている。ブロックしても、いつまでもブロックリストに載っている。
完全に削除は出来ない。
相手がIDを変えない限り、いつまでもこちらに連絡先が残ってしまうからだ。
派遣先で友達になったくらいの人といちいち連絡先を交換していたらキリがない。
そんな私が初めて『出会ったその日にLINEを交換した人』が、ともえさんだ。

椅子に座ってする仕事を1日一緒にして過ごし、たくさん話をした。
(仕事中にもかかわらず…でも、それが出来た仕事だったのも、理由があったのだと思う)

シングルマザーであること、
健康に対する考え方、
スピリチュアルに興味があること、
好きな韓国ドラマの話、
お互いの子供のこと…
たくさんたくさん、考え方や価値観に、共通点があった。
「LINE交換しよう」と言われ、嫌な気持ちにもならずに交換出来た。

その後も、偶然に同じ仕事先を選んでいたり、
事前に連絡して同じ仕事にしたりして、ときどき会っては話をした。
ともえさんの住んでいる市は、県境にあって、私の住んでいる市からは65kmも離れていたから、プライベートで食事やお茶の約束をしたりすることは難しかった。
そんなともえさんと、同じ仕事先になるということは、シングルマザーとして、子供のために遠くまで仕事に行くのが平気だということ。
そんなところも、気が合うと思った理由の1つ。

そのともえさんからの電話の内容は、
まずは仕事の紹介だった。
選挙期間に、選挙事務所で働いていたともえさんは、いろいろな人と知り合い、時給が高い他の仕事も紹介してもらえたらしい。
そのつてで、私でも行けそうな場所を紹介してくれようと連絡をくれたのだった。

それからプライベートの話になった。

ともえさんは、選挙事務所で知り合った人に、ファッションショーに誘われたとのこと。
そこに出かける前に、となりの県にある、とある神社に行ったそう。
神社も有名なパワースポットだったけれど、その神社の参道にあるパワーストーンのお店が口コミで有名なところだと。

パワーストーンのお店を知ったきっかけは、こうだ。

その神社にお参りに行ったときに、同じ会社の人に似ている人を見かけた。
となりの県だったから
「ただの似ている人かな」と声はかけなかった。
後日、その彼女Aさんが、やはりその神社に同じ日にお参りに行っていたことを知り、
なぜ、となりの県のそこに行ったのかと聞いてみたら、
パワーストーンのブレスレットを作りに行った、とのことだった。
Aさんは不妊症の治療をしていたけれど、なかなか妊娠することが出来なかった。
他の人から、そのパワーストーンのお店でブレスレットを作るとすぐに願いが叶うという話を聞いて、作りに行った。
すると本当に、その後すぐに妊娠出来たらしい。

ともえさんはそれを聞いて、ブレスレットを作りに行った。
ブレスレットを作ってくれる人は女性で、
『今のあなたにはこれが合う』
と、その時のその人に合ったものを作ってくれるらしい。
そして、
『ピンクの服を着ると良いよ』と言われたそう。
ともえさんは普段、クールな格好をしていることが多くて、
会うときはいつも服の色は黒が多い印象。
でも、ファッションショーに行く前に初めて、ピンクのスーツを買い、
それを着て、ブレスレットをつけて出掛けて行った。
ファッションショーなど私も行ったことがないから、どんな人が普段来ているものなのかはわからないけれど、
デザイナー・知名度のある国際弁護士・大手企業の顧問・〇〇大臣
などに紹介され、名刺をもらったとのこと。
田舎の一般人が会う機会などなかなか無い人達だ。

ともえさんの息子は甲子園球児だった。
プロを目指しているけれど、大学から声がかかり、今は大学で野球をやっている。
『息子のことも相談して』と言ってくれた人もいたらしい。

そして、次の日の最強開運日に、仕事に悩む娘を連れて、
またそのパワーストーンのお店に行くのだと話してくれた。

最強開運日の前日に、こんな話を聞けたということは、
私にも『そこに行きなさい』
とお導きがあったのだと思った。
残念ながら次の日は、昼間は仕事が入っていたし、
夜は派遣先の女子大生の就職祝いを、おばちゃん達でしてあげることになっていた。
でも、その次の日は新月だった。
そして、県外に住む娘が帰って来ることになっていた。
『仕事が、最終の高速バスまでに間に合う時間に終わったら当日帰る』
と言っていたが、これは必ず終わって帰ってくるのだろう!
と思った。
私も娘を連れて、そのパワーストーンのお店に行こう!


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