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ベランダの桃の実のはなし

いつもFacebookかInstagramに写真等をアップしてるんだけど、写真と文章っていうのが時系列で並べながらコメント書いてくってのができないので、そういう書き方をしたい場合にnoteに書くってのをしております。

基本は釣り系の話なんですが、今日は、ベランダで育ててる桃の話を。


桃の木を育てています

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ベランダで育てている黄桃です。もうかれこれうちにきて4年。もともと2年の苗を購入したので6歳くらいかな。写真の通り、実が膨らみ始めました。

春には美しい花を咲かせます。わたしとしては、桜よりは少し濃い目のピンクに染まるので、美しいなあと思います。毎年初春が楽しみです。

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こんなにたくさん咲くわけですが、これ全部に受粉すれば、実がなり始めます。

それがこれ。

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ごろごろと、鈴なりです・・・。


摘果つらい

これが全部、そのまま育ってくれればいいのですが、そのままにしていると、幹本体で生産される栄養や水分などが、実の数に対して足りないのです。なので、摘果ということをしなければなりません。

それがね、辛い・・・。全部食べたい・・・。という気持ちや、実ってすごく可愛いのですよ。まだまだ元気に膨らもうとしているものを途中でもぎ取るって、なんか胸が痛む・・・。けれど、その分、美味しい実になって、それらの命を別の実に紡いで、そしてわたしがそれを摂取してさらに命を紡いでもらうっていうことを、連想しながら、ごめんよ・・・ってことで、他の実に対して、ちょっと成長が遅れてくる実を、毎日観察して、摘果します。


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こんな感じで、最初の摘果からすでに30個くらい取り除いています。も少し大きいやつになったら、食べてみようと思います。いま、実際にまだ育っている実だけでも30近くあるので、半分は摘果しちゃったことになります。


桃の産毛

さわると産毛があるんですよね。桃には産毛が生えていますが、こんな小さい時から立派に生えています。

この毛の部分を手持ちのハンディ電子顕微鏡で拡大してみました。

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こんなにふさふさ。可愛いですねえ。意外と長めの立派な毛をお持ちでした・・・。

現状

今現在(2020/5/13)では、一番ぷくぷくの実で、このくらい(2.5センチくらい)の大きさです。

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元気に育って欲しいと願いつつ、摘果つらい・・・ってお話でした。


育てたいなと思った方へ

ベランダで果樹を育てていると、害虫や害鳥や病気との戦いになります。お住まいの場所の環境で、対応がかなり変わってきますので、本当に美味しい実をつけるまでは数年かかってしまいます。

もしお引越しをされたりする方であれば、引っ越した先の環境に馴染むまでに、果樹だと2年はかかります。気温や風通しや日当たり、水はけ、マンションだと、階数によっても違ってきます。

ですが、対応策というものはあるので、諦めずにかわいがってあげてください。


さいごに

自分が植物好きだと気づかずに、ただただ美味しく食べたいとか、かわいいなとか、きれいだなと思って育ててた植物のお話を、ガーデニングのプロや、ホームセンターを経営されている社長さんにお話したら、「それって好きってことですよ!」ってツッコミされて、やっと最近、ああ、わたしって植物好きなんだなって言語化できた感じです、まるで生まれたての子鹿状態。

コロナで見えなかったものが見えてきたっていうお話でした。わたしがこんなハートウォーミング話を書く日が来た。

ではまた。

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