親友の犬

おそらく俺の人生でなくてはならない存在である犬。
犬は亡くなる時か亡くなったあとかに、早朝4時に俺の顔を舐めにきてくれた。すぐに犬とわかった、寝ぼけながらにお別れにきたことはわかったが、不思議と悲しくはなかった、ずっと一緒という妙な安心感があるし、その時の演出もあいつらしく悲しませない優しい挨拶だった。
その後すぐまたリラックスして寝付けた。
普段、顔など舐めないがその時はわかった。
ありがとうと思った。
あれからもなんら変わりなく、待ち受けには犬がいるし、
ソウルメイトという言葉が事実なら、俺はそうだと思っている。
全生命体や存在しうるものの中で一番大切な存在だからだ。
あいつを思い出して、いつでも泣けるしいつでも笑える
今も俺を支えてくれている。すごく感謝している。
また来週か再来週に散歩道に行く。

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