にっぽんSAKE紀行 高知 桂月 note54
東京からの日帰り日本酒蔵めぐりも、だんだん難易度が上がってきました。今回は高知県の山の中、吉野川の源流に近い土佐町にある銘酒「桂月」を醸す土佐酒造さんに伺いました。
まずは飛行機で高知空港に入ります。
しかーし。。。また飛行機が遅れて、予定していた岡山行き特急「南風」が出ていってしまった高知駅に到着。
せっかくなので、しっかり朝ごはん。あんバタートーストがあってラッキー。
今後の参考のため、路線図もチェックしますが、「高知県内ではICカードは利用できません」と言うパワーワードが!!(ちなみに左下の佐川(さかわ)には、テレビ小説「らんまん」の牧野富太郎博士の出身地で、司牡丹酒造が、右の方の土佐山田には「松翁」醸造元の松尾酒造、「文佳人」醸造元のアリサワ酒造の二つの蔵元さんがあります)なお、本来の特急に乗って行くはずだった目的駅はその先の「大杉」でした。
1時間ほど待って、北に行くバスに乗り込み、途中の停留所で乗り換え。
幸い近くにローソンがあったので、次のバスまでお茶をしながら30分ほど待って、ようやく土佐酒造さんの近くの「田井」に到着。ここから20分ほど歩きます。
てくてく田舎道を歩いて、土佐酒造さんに到着!
土佐酒造さんは1877年創業の歴史のある日本酒蔵。お店では試飲があるとのことなので、おすすめのお酒をトライ。歩いてきた甲斐があります。。。結局トライした2本とも甲乙つけ難いので両方を購入。
その後、どこか写真映りの良いところはありませんかと伺ったら、「有料だけど桂月記念館はどうですか?」とのお返事。おお、ころっと忘れていました。こちらは高知生まれで小説・随筆家の大町桂月にちなんで、お酒の名前を「桂月」にした蔵。ゆかりの品がずらりと揃っていて小さいながら見応えのある内容です。
これで日本酒蔵めぐり、348軒目を達成しました!!
さて帰り道、バスを2回乗り継いで高知空港まで行くのですが、最初のバスまでまたもや30分ほどの待ち時間。近くの道の駅「さめうら」で寒風に吹かれながら、おまんじゅうでエネルギー補給。ちなみに、このあたりは吉野川の上流で、近くには「早明浦ダム」でできた人工湖があります。なかなかの景観なので、時間があれば寄ってみるのも良いでしょうね。
当初は3本目のバスを降りて高知空港まで25分ほど歩く予定だったのですが、途中で空車のタクシーが止まっているのを見つけて、次の停留所で急遽下車。軟弱にも最後はタクシーで高知空港に戻りました。
今回のお土産は、酒のつまみに姫かつおのスティック3種類入り。ちょっと甘めですが、高知のお酒にぴったりです。
高知の、その名も土佐町にある、土佐酒造さん。高知駅から特急に乗って、大杉駅からタクシーに乗れば、もっと楽に行けたと思います。それでも、ローカルバスを乗り継ぎながら、訪問を達成できて満足です。次回も頑張るぞー。
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