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スクラム開発とデザイナー

こんにちは!メドピア株式会社のデザイナー宮地です。
先日初めてキックボクシングを観に行きました!
那須川天心選手の試合を観戦したのですが、格闘技は現地で見ると迫力がありますね!
今年はずっと行きたかったF1も初観戦しようと思っています。
あとは相撲とラグビー、ダンスと...って考えるとキリがないですねw

今回はスクラムを途中で採用したチームで、デザイナーとして携わっているのでそのことについて書いていきます。
スクラムでの開発は初めてだったので戸惑うこともありましたが、結果的にメリットの方が大きかったと感じています!
なんでもやってみる精神は大事ですね!

スクラムとは

スクラム開発とは、スクラムガイドによって定義されているアジャイルの開発手法のフレームワークです。
チームを組んで役割やタスクを振り分け、コミュニケーションを取りながら開発を行います。
詳細は説明はしませんが、1990年代にはスクラムの開発手法が作られていたようです。
アジャイル開発という言葉も2001年ごろから使われているようですね。
入門書としてこちらを勧めてもらい読みましたが、概要と流れはバッチリ掴めると思います!

なぜスクラムを導入?

導入したチームでは当初ウォーターフォールに近い形で開発していました。
そのため、開発規模が大きい機能だと、途中で生じた遅れが後続タスクにどれくらい波及するか、最終的にどれくらい遅れるかが読みづらく、予定したスケジュールよりも想定以上かつズルズルと遅れてしまうこともありました。
タスクを細かくし、開発サイクルを短くすることで、遅れやタスク管理が改善できないかという話になり(お試し感覚で)スクラムを導入することになりました。

こんなチームメンバーで導入

チームは小規模なため、お試し感覚で導入できました。
過去スクラム開発の経験があるメンバーもいたので、不明点を気軽に聞ける環境なのも良かったです。

  • PO(プロダクトオーナー)  1名

  • SM(スクラムマスター)、開発者 1名

  • サーバーサイドエンジニア 1名

  • iOSアプリエンジニア 1名

  • Androidアプリエンジニア 1名

  • デザイナー 1名

どうやって開発しているか

進捗やタスクはBacklogのボードで運用しています。
PBI(プロダクトバックログアイテムの略。何を実現するかユーザーストーリー単位でまとめたもの)を親課題として、タスクを子課題で紐付けています。
その他、スクラムに関するチーム体制やMTG概要、Q&A、チーム固有のルールなどもBacklogにまとめてくれています。
振り返りのMTGではGoogle Jamboardを利用してます。

Backlogのボードで管理

参加しているMTG

スクラムには決まった会議や進め方がありますが、すべてには出席してません。参加しているMTGは下記です。

  • リファインメント(PBIの確認と詳細を詰める)

  • スプリントレビュー (制作物のレビュー)

  • レトロスペクティブ (振り返り)

スクラム以外のMTG

開発に携わるメンバーで、開発以外に関するMTGも実施しています。
今後の見通しやキャンペーン施策、数値共有、調査結果の共有、勤怠共有などをしています。

デザインについて

実際に画面を作ると、考慮漏れが見つかることもあるので、 リファインメントまでに叩きのデザインをつくって、みんなで確認し、プランニング(開発チームが工数を見積もりをする) 前にデザインをFIXさせるようにしています。
デザインはスプリントを切らずに、PO(プロダクトオーナー)とライトにコミュニケーションを取りながら作業しています。
次に開発するタスクの概要を事前に共有してもらい、一緒に仕様やUIを検討するところからやっています。
開発チームの作業中に見つかった考慮漏れは都度対応し、開発タスク完了時には、チームみんなで内容を確認しています。
また、開発に含まれないキャンペーンや施策などはスクラムで管理せずに開発タスクと分けて対応しています。
これは、突発的に作業が発生することもあり、都度柔軟に対応した方が作業しやすいためです。

導入して良かった点

課題だったスケジュール遅れが無くなり、遅れの原因が明確になりました。
デザイン面では、いつまでにどの程度のデザインが必要かがわかりやすくなり、POが開発に関する情報を以前より早めに共有してくれるようになりました。
開発チームの見積もりも正確になり、PRのサイズが小さくなったようです。
中長期的なビジョン共有も行え、今後の見通しの共通認識も持てるようになれました。
基本的に先回りしてデザインが作れるようになったので、気持ち的に余裕が持てました(これが1番大事!)。

困った点

スプリントに参加してないが故に...?

デイリーのMTGに参加していないので、デザインタスクをチーム内に共有、確認する場がありませんでした。
検討した結果、数値共有しているMTGで確認することとなりました。
また、定期的に振り返りの場がありますがスプリントに参加してないからか、あまり振り返ることがなかったりしました、、、
(もっとやってる感を出したい…w)

スクラムに関する単語がムズすぎ

これが1番厄介な気も...
リファインメント、レトロスペクティブ、スプリントプランニング、インクリメント、、、
もっと親しみやすい名前に変えてしまいたい気持ちがずっとあります!w

おわりに

やってみて1番のメリットに感じたのは先回りしてデザインできるようになった点です。開発チームが次に何に取り組むか、開発したものがどうなったかがわかるので、コミュニケーションも取りやすくなったと感じています。
また、うまくスクラムで開発できているのも、柔軟な対応をしてくれるPOと優しい雰囲気で仕切ってくれるスクラムマスターのおかげです♪

この開発チームは新型コロナの影響もあり、当初からリモートで開発してきました。開発から2年ほど経ちますが、ついに社内で食事会を開催することができました!
オンラインでは話していますが、実際会うと身長が高かったり、思ってた雰囲気と違ったりと今までと違った形のコミュニケーションが取れて楽しかったです。
写真を撮り忘れたのが悔やまれます、、、

それではまたの機会に!

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