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早押しクイズアプリをデザインしました

こんにちは。メドピア株式会社のデザイナー宮地です。
選抜高校野球も終わり早くも夏の大会が楽しみですが、プロ野球・F1も開幕して今年もスポーツが楽しめる季節になりましたね!

今回はデザイナーとしてサービスを担当している、医師限定の早押しクイズアプリ「MedLedge(メドレッジ)」について書いていきます。
メドピアのデザイナーがサービス開発にどう携わっているのかが少しでも伝わればいいなと思ってます!

MedLedge(メドレッジ)について

MedLedgeは2020年9月にリリースした医師限定の早押しクイズアプリです。
多忙な医師にすき間時間を使って効率的に医療知識を習得してもらうことを目的としています。
基礎医学や疾患啓発等、実際の診療に役に立つクイズを早押しクイズ形式で提供し、対戦形式のクイズゲームを通じて、楽しみながら効率的に医療知識を学んでいただくことを目指しています。
ランキング機能や1日限定のクイズ出題、キャンペーン施策などを通じて、医師の学習モチベーションの向上や学習の習慣化を支援しているアプリです。

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リリースまでにデザイナーとして携わった部分

MedLedgeには開発初期からデザイナーとして携わっています。
アサインされた時点ではPM(プロジェクトマネージャー)による医師の市場調査、医師数十名へのヒアリング、PM自ら制作したデモアプリなどがありました。
上記を基に社内承認がおり、早押しクイズ形式のアプリを開発することが決まっている状態でした。
ヒアリング結果やデモアプリを精査し、アプリとしてどんな画面が必要なのか。目的を達成するためにどんな機能、ユーザー体験が必要なのかをチームで検討するところからスタートしました。

UI設計/実装
早押しクイズを通じて医療知識を習得してもらい日々楽しんでもらうために多くの画面を作って検討しました。
初期の実装ではコンピューターとの早押しクイズ対戦、ランキング機能、Amazonギフト券に交換できるコインが貯まる機能に絞って開発をスタートさせました。
作った画面を見ながらPM、エンジニアと実装可能かどうか、工数を削るためにどうすればいいかなど話し合いをしながらUIの設計、実装を進めました。

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ロゴ
アプリのロゴも複数案作って検討しました。
医師限定/クイズ/対戦/医療知識などさまざまなキーワードを基に作成しました。
最終的にはクイズのQと病院や医療を連想する十字のマークを組み合わせたものとなりました。

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社内でのヒアリング、テスト
リリース前に社内でヒアリングやテストなども実施しました。
社内医師や社内のスタッフにデザインを見てもらって意見をもらったり、モックを利用したユーザーテストに協力してもらいリリース前にUIの改善を行いました。
MedLedgeは1回5問のクイズセットを行い勝敗を付けます。
1問あたり10秒以内で早押し形式、解答権は1度などのルールがありますがその辺り理解してもらうのに最適なUIを検討することに時間を割きました。

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プロモーション関連
メドピアで運営している医師限定コミュニティサービス「MedPeer(メドピア)」やSNS広告でのダウンロード訴求をメインにバナーなどを制作しました。

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2020年9月に無事リリース!

大きなバグも発生せず(品質管理チームに感謝!)に先行してiOS版、のちにAndroid版のリリースとなりました。
ダウンロード後4割ほどのユーザーが継続してくれていて、PM中心に利用ユーザーにヒアリングを行いましたが概ね好印象な結果となりました。
改善箇所もいくつか見つかってますので優先順位を付けながら対応しています。
また、リリース後に追加開発としてアプリ内で貯めたコインをMedPeerポイントに交換出来る機能や1日限定のクイズ機能「本日のクイズ」など追加開発も行っています。
(リリース時の社内向けのアナウンス)

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現在チームで取り組んでいること

リリース後、半年ほど経ちましたが定量分析やヒアリングをベースにオンボーディング施策やユーザー体験の改善、動画やSNSを利用した新規会員獲得などさまざまなことに取り組んでいます。
新機能としてはユーザー同士のリアルタイム対戦の検討を行っています。
エンジニアメンバーにとってもチャレンジングな機能開発となるようです。デザインとしてはユーザー同士がマッチングしなかった時の見せ方や通信が切れた時など、リアルタイムならではのアクシデントが起きたときに、ユーザーに不快な思いにさせずリアルタイム対戦を楽しんでもらえるようなデザインを実現したいと考えています。

最後に

今後は医師の反応を見ながらユーザービリティ、体験の改善、新規機能の開発を通じて医師が能動的にクイズに挑戦し、「医師の習慣を変える」きっかけとなるサービスにしていきたいです。
ユーザーの行動データを利用してパーソナライズされた体験も提供したいと思っています。
また、MedLedgeは「医療情報の提供と取得のあり方を変られるかもしれない」という可能性も実現出来ると考えています。
コンテンツを楽しむだけではなく、日々の診療にプラスとなる価値を提供し、医師にとって価値のあるサービス作りをしていきたいです。

それではまたの機会に!

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