issue #1:CLINICSアプリを患者さんにとってより使いやすく、利用価値のあるものに
はじめまして、メドレー採用担当の深澤(@fkzwhsm)です。
メドレーにはまだまだ解決したい課題や成し遂げたいミッションがたくさんあります。このnoteは「Medley Issues」と題して、メドレーで今解決したい課題について書いていきます。
1つ目のissueは「CLINICSアプリを患者さんにとってより使いやすく、利用価値のあるものに」です。
CLINICSとは
CLINICSは、オンライン診療からオンライン服薬指導、お薬の配送まで一気通貫したオンライン診療体験を実現するオンライン診療・服薬指導アプリです。日本では、医師・医療従事者不足に加えて、一人当たりの受診数が諸外国に比べても特筆して多いため、診療開始までの待ち時間が平均40分と言われています。CLINICSを使うことでそのような待ち時間や移動時間の手間を省くことができます。オンライン診療は新しい通院のかたちです。
そもそもオンライン診療とは?
オンライン診療の歴史のスタートは1997年まで遡ります。当時は遠隔診療と呼ばれていて、「初診は原則対面」で離島やへき地などのいわゆる医療過疎地域で認められていました。その後、2015年に厚生労働省からの離島などに限定しないという方針が打ち出されて、事実上解禁となりました。
その後、2018年の診療報酬改定(2年に一度行われる保険点数の見直し)で「オンライン診療」と名の付く点数が新設されたり、ガイドラインと呼ばれるルールが明確になるなどの変化がありました。
コロナの影響を受けた市場の変化
これまで「初診は原則対面」とされていたオンライン診療ですが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受け、現在は初診時もオンライン診療を行うことが時限的に認められています。
新型コロナウイルス感染症の拡大に際しての電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的・特例的な取扱いについてhttps://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000620865.pdf
この時限措置の通達後、2月から4月にかけてCLINICSの月間の新規医療機関数は10倍、新規登録患者数は9倍以上になりました。
CLINICSをすべての患者さんが迷わず使えるものに
はじめてオンライン診療を受ける患者さんが増え、新たに課題も見えてきました。CLINICSアプリのUIUXを改善し、医療のインフラサービスとして誰でも使えるサービス設計を実現していきたいと考えています。
例えば、初回起動のチュートリアルや医療機関の検索のしやすさなど、患者さんが迷わずにオンライン診療を受診するためにできることがまだまだたくさんあります。
また、9月にリリースした調剤薬局窓口支援システム「Pharms」により、患者さんは来局することなく服薬指導(薬剤師からの処方薬の情報提供)を受け、薬を受け取ることができるようになりました。今後は、Pharmsリリース後のユーザーからの意見もプロダクトに反映させていく必要があります。
患者さんが「納得できる医療」の実現に向けて
お任せしたいissueはCLINICSアプリを患者さんにとってより使いやすく、利用価値のあるものにしていくことです。
メドレーは長期的な視点で「多くの実需を満たし、医療ヘルスケア分野の課題を解決していく会社」となるべく、困難なことを成し遂げられる組織づくりを志向しており、そのビジョンに共感してjoinしているメンバーが多くいます。
まずはCLINICSアプリをダウンロードして、どういうサービスにしていくべきか、一緒にお話しませんか?
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