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医療 製薬業界|1週間の注目記事(9/1-9/6)

クリニファー株式会社でインターンシップをしている大学院生のオダニと申します。
今回は9/1-9/7の1週間で、私が興味を持った注目記事を共有します。コメントやアドバイス等ありましたら、ぜひお願いいたします!

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多くの製薬企業が生成AIの活用に「関心ある」 生産性向上に期待

ミクスOnline(2023年9月1日)   https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=75285

ミクス編集部は主要製薬企業20社を対象に「生成AI」のビジネス上の取り組みと課題についてアンケート調査を実施した。結果、17社中16社が生成AIのビジネス活用に「関心ある」と回答した。実際、生成AIについて各社の取り組み状況については、社内導入の検討開始が約4割、一部・全面導入が約4割という結果だった。生成AIを活用することで、業務効率化や生産性の向上が期待されている。

ChatGPTなど生成AIの導入が製薬業界において急速に進んでいることがわかる記事でした。数年後には業務における生成AIの活用が当たり前の時代が来ると確信しています。ただし、生成AIには誤った情報が含まれる場合も考慮しなければなりません。AIに頼り切るのではなく、適切に使いこなす能力が大切だと感じました。

住友ファーマ パテントクリフ克服に向け、再生・細胞医薬事業を拡大

日刊薬業(2023年9月6日)     https://nk.jiho.jp/article/183657

総売上の4割を占めていた非定型抗精神病薬「ラツーダ」の特許が切れ、パテントクリフに直面している住友ファーマは、業績回復に向け再生・細胞医薬事業の拡大を進めていく方針を明らかにした。すでに同社は、小児先天性無胸腺症の免疫再構築に効果がある他家培養胸腺組織「リサイミック」を米国で22年3月からこの製品を販売している。売上高は、22年3月期に3億円だったのが、23年3月期には44億円に急増。24年3月期には70億円に達する見込みである。

大規模なパテントクリフを克服するため、住友ファーマはまだ他社があまり参入していない再生・細胞医療に注力したり、DX化を推進するなど過渡期を乗り越えようとしています(関連記事はこちら)。業績回復に向け、ここから5年は企業にとって重要な時期であることは間違いないと思いました。

第一三共 オミクロン対応ワクチン、P3で主要項目達成

日刊薬業(2023年9月6日)     https://nk.jiho.jp/article/183692

第一三共は6日、開発中の新型コロナウイルスオミクロン株対応mRNAワクチンDS-5670(開発コード)について、追加免疫を対象とした国内臨床第3相(P3)試験で、主要評価項目を達成したと発表した。承認申請見込み時期は未定である。

国内製薬企業によるオミクロン株対応ワクチンの開発が進んでいます。第一三共は新型コロナ従来株に対応した「ダイチロナ筋注」については承認を取得しています(関連記事はこちら)。従来株だけでなくオミクロン株の国内ワクチンが開発され、供給できるようになれば季節性インフルエンザのように、コロナウイルスと共存できる世の中が来ると感じています。



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