見出し画像

コンテンツ作りは、レイアウトから考える〜“ホットスポット”と”メディア体験”を意識したコンテンツレイアウト

こんにちは。

仕事をしていて、自分が何屋かほんとわからなくなることがあります。

ここしばらくはいわゆる事業開発、事業戦略、マーケティング戦略、商品開発に関わることがメインなのですが(広告onlyのど真ん中の仕事はほんとしてない)、企業様の中に入り込んで仕事をすることが多いので、現場レベルの相談も多数受けることがあります。

例えば、「メールマーケティング」のコンテンツの内容相談から、リストのセグメントをどうすべきかなどなど・・・というのもその一つ。あるいは、タイアップコンテンツをどうするか・・・という媒体社がらみの話もその一つ・・・です。

ちなみに面白いことに、メールとLPとタイアップコンテンツって、「どうしたら読まれるか?」という点においては共通項があります。それは「レイアウト」の考え方。

いわゆるデジタルの世界になると文字数もレイアウトも自由度が高い。でもその分、伝えたいコンテンツのほうが優先されてレイアウトについてはおざなりになっていることも。

もともと自分は学生時代に雑誌社にて数年間バイトをしていたことがあるんですが、当時はDTP(デスクトップパブリッシング)がようやく始まった頃で、「誌面レイアウトが先に決まって、文字数(文字数x行)が決まって、それに合わせて文章を書く」という昔ながらの「活字」時代の文章づくりをしていました。最近だと、一文字単位での文字数を気にするライターさんなどはさほどいないのかもしれませんが、当時は改行だとか禁則文字が行末に来ると、わざわさ言葉の表現を変えたりしなければならなかった思い出があります。一方で、そういうレイアウトに縛られて文字数や行などが決まっていた上での”文字や言葉への奮闘”があったおかげで、文章の表現などが当時のライターさんたちはうまかったんだろうなあと確信しています。

さて話は戻りますが、先述の通りクライアント企業の現場において、「メールニュース(メルマガ)において最適な文字数とコンテンツの構成」について聞かれることがちょくちょくあります。結構、悩んでるとこ多いんですよね、この領域。

で、自分の場合は、「コンテンツ」という”中身”からのアドバイスを始めるのではなく、まずは「基本的なレイアウトのあり方」というものを伝えるところからやっています。このあたり、ホワイトボードを使って口頭で説明してきてたのですが、今日は時間があったので大手町の某スタバにて、45分ほどかけてこの度ようやく紙にまとめました。いや、実際は紙ではなくパワポなんですが。

それがこちら。とりあえず課金なしの無料公開だよ!表紙込みで3ページだけだしな!!そんな薄っぺらいのに中身は濃いと思うぞ! 突然有料にするかもしれんけどな!今のうちにもってけドロボー!

↑ランディングページ方式に変更させていただきました。

実はこの「レイアウトからコンテンツを考える」というのは、メールニュースだけではなく、LPやタイアップコンテンツにおいても同じ考え方を適用することができるくらい、ファンダメンタルな考え方だと思います。

このレイアウトの考え方に先んじて重要なのは「ホットスポット」と名付けた考え方です。これはコンテンツ閲読者(メール受信者など含む)の興味を引く場所という意味。これはキーワードやビジュアルです。

そしてそういう「ホットスポット」を重視したコンテンツレイアウトを考慮しつつ、そもそものコンテンツの内容も”レイアウトから”考えて作る、という、その理解と実践のための資料となっています。

せっかくなので上記の資料をダウンロートされた皆様におかれましては、ご意見などを、

あてにメンションやらなんやらで頂戴できればと思います。

「こんなことフツーのことじゃーん!」って思った人はスルーで。

追記)ちなみにメールマーケティングでは、「すでに商品などに興味のあるお客さん」対象のメールがありますが、それはこの例には必ずしも当てはまりませんし、商品や企業毎に黄金率を持っている場合もあるでしょう。そういう対象はファネル的にはすでに下位ファネルです(というかデジタルマーケティング業界の一定数の人々は下位ファネル志向が強いか、あるいは自分たちが下位ファネルしか注目してないことに気づいてないような気がする)。上記の資料は、メールマーケティングやLPやタイアップで、上位〜中位のファネルにいる人も含めて対象にした場合にも対応できる考え方、と理解してもらうといいと思います。

仕事関係のお問い合わせはこちらからどうぞ。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?