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インサイドセールスの位置づけ、役割についての短文

 インサイドセールスは、インサイドセールスのことだけ話をしていても駄目で、マーケティングやフィールドセールスとの違いと連携を定義しないといけない。

 また、マーケティングとインサイドセールスを、顧客情報のリッチ化の役割と位置づける必要がある。この下の表とは別のところで説明してるけど。

 インサイドセールスは、取引に結びつけるためのセールスとは違う役割として生まれた、と考えるのが正(実際そう)。

 そもそも、同じように“お客さん”や“顧客”という言葉を口にしても、マーケと営業では、それの意味するところが違うということの理解も大事である。

 マーケと営業の溝を埋めるために生まれたマーケティングオートメーションの普及。それが逆に新たなマーケと営業の、顧客視点での溝を生んだ。それを埋める役割がインサイドセールス。

 このあたりは、SFAやMAの歴史的背景を理解するとわかる。

 もともと今インサイドセールスと言われてるものは、米国では、Sales hacking と呼ばれていたものから生まれていて、その背景にはMAの普及があったのだ。

 このあたりの背景知らずに、インサイドセールスはこうだ、っていうオレ定義な話が多いから、“インサイドセールスはクロージングまでする”とか色んな定義や役割の混乱生まれる。

 マーケティングオートメーションではできない部分を補完するのがインサイドセールスの役割。

 (フィールド)セールスが、無駄なドアノックや客の理解なしに営業することを無くすのがインサイドセールスの役割。

『デジタル時代のB2Bマーケティング講座』より一部抜粋。


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