日本って意外と変化してると思うわけですよ、仕事においてはね。

 日本のレガシー企業に勤めると若者はダメになるとか、日本のレガシー企業では頑張っても給料が上がらないとか、日本のレガシー企業ではおっさんたちが邪魔とか、日本のレガシー企業では努力してると意識高い系とバカにされるとか、どうして米国等のように実力重視で金を稼げる仕組みが日本の企業にはないのかとか、そういう話が若い人たちから相変わらず出る。

 でもこの、おそらくは20年くらいかな? 転職はしやすくなったし(そもそもエージェントの数も多いし!)、若いベンチャーも就職先に選びやすくなったし、外資も普通になり転職しやすくなってるし、しかも自ら起業もしやすくなったし、フリーランスでもやっていきやすくなったし、そして最近だと兼業だなんだという働き方も選べるようになってきている。

 つまりは、おっさんたちが若かった時代と比べて、日本社会は“仕事”に関しては相当選択肢が増えているのであって、その中でなにを選ぶかは自分たち自身の努力と選択によるものになってきた。なので、レガシー企業に勤めてて努力の割に不満があるなら、それは自らの選択肢がよくないってことなので、それも自業自得。所属企業のせいにするべきではないので、辞めればいい。

 そう簡単に辞められないって? それすら自分の選択なわけだし、そこで会社のせいにするのは筋違いだろう。

 繰り返しになるが、今ほど仕事の選択肢が自由になった時代は、日本経済において過去にない。それゆえに、仕事に関する文句や愚痴というのは自分の問題なので、自分の中で解決するしかないように思う。

 

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