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マーケティングや事業開発などに関わる人や社会科学系の(特に)社会人大学院生なら、注目しておきたい無料講座

 必要があって、社会統計のデータを見ようと総務省統計局のページを訪れたら、こんなものが6月7日から実施されることを発見。

 総務省統計局による社会人向けのデータサイエンスの入門講座。しかも無料。無料なのに、講師陣がデータビークルの西内啓さんをはじめ、え?!と思う講師陣。西内啓さんと言えばこの本ですね。

 さて、講座の詳細は上記公式ページを見て頂くとわかるように、第1週から第3週は、社会統計やデータサイエンスをかじったことにある人であれば基本。しかし私が注目したいのは、第4週に次のようなものがあること。

第4週:公的データの使い方とコースのまとめ

~誰もが入手可能なデータである公的統計データの入手方法を学び、コースのまとめを行う~

・政府統計とは~統計局の統計調査の紹介
・公的データの入手方法~e-Statの紹介/e-Statの主な機能
・e-Statの使い方(人口ピラミッド)~データベース機能を利用して人口ピラミッドを作ってみよう
・統計ダッシュボードの使い方~統計ダッシュボードの紹介/統計ダッシュボードを使ってみよう
・地図で見る統計(jSTAT MAP)の主な機能~jSTAT MAPの紹介/jSTAT MAPの主な機能
・地図で見る統計(jSTAT MAP)の使い方~jSTAT MAPを使って地図上にデータをあらわしてみよう
・コースのまとめ~データサイエンス力の向上を目指して

https://gacco.org/stat-japan/ より
 

 e-Stat は、オープンデータの中でおそらくもっとも使われてるであろう政府統計を利用しやすくしてくれるオフィシャルツール。その使い方を教えてくれるとなると、マーケティングや事業開発に関わるような社会人はもとより、特に社会科学系の大学院生であれば政府統計を使う機会も多くなりそうなので、こんな講座があるなら参加しないともったいない、と思います。

 ちなみにあまり知られてませんが、総務省統計局は白書以外にもちょくちょく学習教材を出しているんですよね。こちらもあわせて以下の Amazonの著者ページで注目されたし。


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