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マーケティングオートメーションを理解できている制作会社、理解できてない制作会社

マーケティングオートメーション(以下MA)の導入は、それ単体ではなく、サイトの改修と同時に行われることが結構ある。その際、企業はサイト制作会社に発注することになることが多いわけですが、しばしば、そういう関係のコンサルに入った案件で、サイト制作会社によって作られたサイトを見ると、「こりゃいかん」と思わされることがあります。

なんでこういうことが起きるのかというと、これまでの「サイト制作」の考え方とMAを活用したサイトの活用というのが違うから。

MAを使うというのは簡単に言ってしまうと、

・サイト訪問者〜見込み客を一人一人把握する
・サイトだけではなく、メールやブログ、ときにはパーソナライズしたコンテンツ配信も活用する

ということなのであって、単にサイトを準備して、そこを訪れる人々の行動の“傾向”を把握するということではないからです。

さて、そんなわけでこれまで見てきた中で、“MAのことがわかってるサイト制作会社”と“MAがわかってないサイト制作会社”の違いが見えてきていますので、その主要なポイントをあげたいと思います。

そして、サイト制作会社の方々におかれましては、クライアントからMAを活用したいと言われたときのポイントとしてご参考ください

MAのことがわかってるサイト制作会社とわかってないサイト制作会社の主要な違いは以下の通り。

その1)アクセス解析やユーザー行動分析と、見込み客をトラッキングすることの違いをわかっている。

わかってないサイト制作会社
・分析をするためにはGA360で十分。

わかってるサイト制作会社
・GA360だけでは不十分。なぜならMAでは一人一人の行動をトラッキングできるのかが肝だから。。。。ということがわかっている。

その2) プラットフォーム活用についての意味は効率性を理解している

わかってないサイト制作会社
・多くのことをCMSといくつかのスクリプトで解決しようとしたり、スクラッチで作ろうとする。

わかってるサイト制作会社
・MA側から吐き出せる機能については、それを使ってサイト側に埋め込むことを重視し、スクラッチで作ることは無駄て効率悪いとわかってる。

その3) リードのデータの一貫性の重要性を理解している

わかってないサイト制作会社
・MAとGA360と○○と○○などを使えばできますよ、って言う。 
わかってるサイト制作会社
・分散を避け、できるだけMA上にデータを格納しようとする。

その4) 見込み客のライフステージについての理解ができる(その3に連動して)

わかってないサイト制作会社
・サイトの来訪者とサイトにおける行動傾向しか理解できていない。複数のコンテンツ、情報チャネルが有効であるという理解ができてない。

わかってるサイト制作会社
・見込み客のライフステージは数段階に分かれていて、各段階に応じたコンテンツを情報チャネル(サイトなのかメールなのかダウンロードコンテンツなのか)などを理解して提案できる。

その5) クライアント側の運用への考慮ができている

わかってないサイト制作会社
・MAとGA360と○○と○○などを使えばその分析できますよ、それについてはこれにログインして、これをやりたい場合はこちらにログインして、と、複数のツールをあちこちログインさせるような分散化した使い方をさせる。

わかってるサイト制作会社
・できるだけMAだけログインしていれば、コンテンツ制作→公開も、メール運用も、ソーシャルメディア運用も、そして、分析もできるような設計と説明ができる。

上記はよく見かけるトラブルから主要なものを5つ挙げただけですが、他にも色々とあります。しかしながら、MA活用を前提にサイト制作会社への発注を考えられている企業さんやそういうお客さんに対応する予定のあるサイト制作会社さんに参考になればと思います。

もし、MA活用に関してのお悩みあればご連絡ください。


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あなたの見ているりんごは他の人が見ているりんごと同じなのか?どうして同じものだと言えるのだろうか?という視点と、そもそもりんごが赤いと感じる前のりんごとの体験って何だろうか?という視点から、結構真面目にマーケティングを考え直してる時々社会人大学院でも教授してる人。
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