ノロウイルスとロタウイルスの違い

RNAウイルスに分類されているノロウイルスとロタウイルスの違いを抑えているでしょうか。

分かりにくい部分ではあると思うので自分なりに調べてみました。
それではみていきましょう。

ウイルスは〇〇科でも分類できるので
〇〇科を見てみると、
ノロウイルス→カリシウイルス科
ロタウイルス→レオウイルス科と書かれています。

この時点で違うウイルスなのですが、さらに詳しく見てみると
カリシウイルス科(ノロウイルスが含まれる)は1本鎖RNAウイルスですが
レオウイルス科(ロタウイルス)は2本鎖RNAウイルスです。

加えて症状も見ていきましょう。
ノロウイルスは大人が感染しやすい。
しかし、ロタウイルスは子供が感染しやすい。

この違いを生む理由は?ロタウイルスを見てみましょう。

ロタウイルスは、感染自体は繰り返すものの、2回目以降の感染では症状が軽くなる傾向があるから。
5歳までにほぼすべての子どもがロタウイルスへの感染を経験しますが、その後は大人になって感染してもほとんどの場合は症状が出ない。
https://www.kenei-pharm.com/general/learn/norovirus/5057/

これを見てノロウイルスとロタウイルスの違いを少し掴めたのではないでしょうか。

また、流行する時期も異なります。
これは流れを抑えておくと良いと思います。

ノロウイルスは11~2月頃、ロタウイルスは3~5月頃に流行のピークを迎える。
https://www.kenei-pharm.com/general/learn/norovirus/5057/

ノロウイルスの流行が終わったと思えば、次はロタウイルスが流行し始めると覚えておきましょう。

気になる症状も抑えておきましょう。
ノロウイルス→下痢、腹痛、嘔吐
ロタウイルス→下痢 ☆白色便

先程にも書きましたが、
ロタウイルスは小児がかかりやすいことから

ロタウイルス→乳幼児がかかりやすい。といイメージ持ちましょう。
すると、
乳幼児ウイルス下痢症の原因ウイルスがロタウイルスであるということも抑えやすいと思います。

ワクチンについて
ノロウイルス→ワクチン無し
ロタウイルス→ワクチン有り→経口生ワクチン


今回の記事はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございました😊

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